お便り募集&紹介
アニメベルばら・極私的な感想★お便りから
いつもお便りありがとうございます。
プーさんのママさんから、アニメ版ベルばらについての感想をこれまで何度かいただいていました。再放送も最終回を迎えたということで、「アニメ版を見るのは今回が初めて」というプーさんのママさんの、熱のこもったレポートをまとめてお送りします。
★プーさんのママさん
アニメの「ベルばら」の再放送を見ました。放映当時は寮生活のため、見ていなかったのです。
■40話中、28話まで見て…
ある意味新鮮ですが、やっぱり原作に勝るものはないですね。アニメを見てから原作を買って、はまった。という人も多いと聞くので、これはこれでいいのかな、とも思います。
■舞台が衛兵隊に移ってから特に気になることは…
オスカルは美しく描かれるよう努力されていますが、それ以外が少年漫画のタッチなのです。フランスの暴徒の中に「あしたのジョー」の丹下段平そっくりの人をみつけ愕然としました。アランと闘うシーンは、「マーガレット」VS「少年マガジン、サンデー、ジャンプ」といった感じです。
■38話まで見ました。アンドレが撃たれて・・・で次回です。
40話で終了なのですが、この後、見たいような見たくないような。(わかっていても、オスカル様が死ぬとこは見たくない!)
原作にはない名セリフもあって、これはこれで「はまる」のですが、アンドレとオスカルが結ばれるところからちょっと、創作し過ぎかなーとも思います。アニメ独自の世界をつくろうと努力されたのはわかるのですが。
色々、ここはよかったぞ!と、いうところもあるので、最終回を見終えてからまた書きます。
■最終回を見ました…
40話全部見たわけではないのですが、全体の感想です。
前半はポリニャック夫人とジャンヌで引っぱりすぎ、と感じました。
後半はアニメ独自色を出そうとしすぎて、逆に「抜けてる」と思うところがかなりあり、消化不良気味でした。
⇒第1位:なぜアランがあそこまで、おっさんくさい後見人的な人物になるの?
⇒第2位:オスカルとアンドレ二人の最後の夜(37話)は、デリカシーが足りない感。オスカル様が亡くなるシーンも、白旗を見ずして逝くなんて…。
ほかには、絵が少年漫画的過ぎて、美しいキャラとあってない、などいろいろです。
アンドレのセリフなど、アニメならではの珠玉のセリフもあります。しかし私は原作に忠実なほうが良かった、と思います。
■もう少し時間が経っての感想
アニメのジェローデルは好青年すぎて、原作のキザさと、オスカルに揺さぶりをかける重要なポイントが無く残念。しつこいですが、アニメのアランのキャラは良いので、別名で副官ぐらいで登場し、原作の「ケツの青いがき」のアランはそのままでいてほしかった。
しかし、最初は違和感の方が目に付きましたが、終わり近づくにつれて、感動のシーンがたくさんありました。アンドレの死んだ後、オスカルが、泣きながら言うセリフ「あまりに静かに、あまりに優しくあなたが私の側にいたものだから…」には号泣しました。
できればいつか、アニメの珠玉名セリフ特集をして下さい。
■余談
うちの2人の息子たちも「バラは バラは♪~」と主題歌を歌うようになりました。今年小学校2年生の長男に「ベルばらは、ヨン様とポケモンを足してもかなわないくらいすごいフィーバーだったんだよ」と説明しても、なんなんだー?という感じで笑っていますが。
私がベルばら関連の本を買うと「ずるーい、お母さんばっかり!」と2人して口を尖らせるので、それぞれにポケモンや名探偵コナン、絵本などを買わねばならず、私がいざというときのためにためておいた図書券も底をつきそうです。
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プーさんのママさん、ありがとうございました。最初は辛口かな~と思いましたが、結局「アニメ版にはまった」のでは???
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投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2006/04/20 9:00:00 お便り募集&紹介 | Permalink | トラックバック (0)