お便り募集&紹介
「清潔への欲求ゼロ? 1772年」の感想
ベルばら時代のお風呂事情、知らない方がよかったかも!?
★taku-yukiさん
中野先生、ベルばら時代のお風呂についての質問に答えて頂き、ありがとうございました。
思っていた以上に衝撃的な内容で驚きでました。
あのきらびやかで優雅なベルサイユの貴族文化は不潔な体を豪華なドレスや強い香水でごまかして繁栄していたなんて・・・
オスカルさまが実在の人物でなくて良かった・・・なんて思ってしまいました(笑)
★スイ・ラデルニエールネさん
「清潔への欲求ゼロ? 1772年」を興味深く読ませていただきました。
私も当時の医師が「赤ん坊はたまに入浴するとよい」などと本気で言っていたと聞きました。
今の感覚ではありえないですよね!余計病気になりますってば!
パリ在住の友人によると、今でもフランスの幼稚園では毎年シラミが流行るみたいです。
清潔への欲求は、まだまだキレイ好きな日本人には及ばないのかもしれないですね。
そして想像を絶する臭いと言えば!
アントワネットの愛したプチ・トリアノンには、小さな「厠」とでも呼びたいようなトイレが、今ではガラス張りの向こうに見ることができますよね。
もちろん水洗ではなく、いわゆる「ボットン」式で…豪奢なドレスでは不便だっただろうに、と想像してしまいます。
しかもたった一つ…優雅な食事のあとは貴婦人たちが行列を作っていたのかと思うと、ちょっとおかしいですよね(笑)。
★Kazさん
僕もベルサイユ宮殿にいきました。もっと不潔だと思われたのは、ここにはトイレがないのです!観光客用には入り口そばにひとつありますが、内部にはないのです!昔宮殿が華やかであったころ、パーティーをやっている最中にもよおしたくなると、隅のほうに行ってしゃがんで用をたしたのだそうで、女性の木製フレームの大きなスカートはこの時その用をいかんなく達成できました。食事はフランス以外でもフォークやスプーンを使い出したのはかなり後になってからで、それまでは手でつかんで食べ、食べ残しはそのまま床に捨てていたのです! このころヨーロッパからの使節団が日本のお城にやってくると驚いたことは、なんと清潔なんだろうということだったといいます。
ベルサイユ宮殿は豪華なのはわかりますが、僕が好きだったのは、なんといってもマリーアントワネットが大金をかけて作ったロココ調の田舎村です。
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どれほど香り高き(!?)都だったのでしょうか。
不便さから、必然的にトイレにも行かなくなりそうですね・・・。何とも体に悪そうな時代ですね。
□中野京子先生の「清潔への欲求ゼロ? 1772年」はこちら
※皆さまのお便りに中野先生よりお返事をいただいています。フランス香水事情なども。
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投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2006/04/14 15:31:54 お便り募集&紹介 | Permalink | トラックバック (0)