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2006年4月27日 (木)

花咲けるやまとなでしこ絵巻

宝石大好き アマテラスオオミカミ

男装の麗人(2) 『古事記』アマテラスオオミカミ(天照大御神)

 元始、女性は太陽だった。と言ったのは平塚雷鳥だが、アマテラスこそは太陽神、天上を治める女神であった。

 ある時、乱暴な弟スサノオが訪ねて来た。この姉弟は以前から仲が悪かったのだろうか、「私の国を奪いに来たに違いない!」と最初から決め付けたアマテラスは、スサノオに立ち向かうべく男装する。

 丈なす髪を男性の髪型であるみずらに結い直し、鎧(よろい)で身を固めた。背中に千本・胸に五百本の矢を背負い、固い土に太ももが埋まるほど踏み込み、地面を柔らかい泡雪のように蹴散らしたというから、神様だけあって人間離れしている。美しい勾玉(まがたま)で作った玉飾りを、髪と腕に巻きつけたというのがかろうじて女性らしい。

 荒々しく足を踏み鳴らすアマテラスの姿にスサノオはびっくり仰天、国を奪うつもりではないことを証明する。しかし、その後もスサノオの乱暴はおさまらず、ついにアマテラスは天岩戸(あまのいわと)にこもってしまう。すると世界は真っ暗になり、あらゆる災いが起こった。太陽神アマテラスがあってこその世界だったのだ。

 困った神々はなんとか出てきてもらおうと、鏡と美しい勾玉の飾りをたくさん供え、アメノウズメに踊らせた。何事?と不審に感じたアマテラスが岩戸を出てめでたしめでたし。

 雄雄しいが、美しい勾玉が好きなあたり、宝石に目がないアントワネットを思わせる女神である。もっとも勾玉はアクセサリーというよりは、呪術的な意味合いが強いものかもしれないが。

     ※      ※     ※

●参考文献
「日本古典文学全集・古事記」小学館
「愛とまぐはひの古事記」大塚ひかり

●アマテラスを訪ねて
「天岩戸神社」
 宮崎県西臼郡高千穂町の「天岩戸神社」には、アマテラスがこもったという「天岩戸」があります。同町では、このエピソードを「夜神楽」として観光客向けに上演しています。地元の人々によって演じられるユーモアあふれるイベントです。

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投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ  2006/04/27 9:30:00 花咲けるやまとなでしこ絵巻 | | トラックバック (0)

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