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2006年6月 4日 (日)

宝塚ばらの伝説

「アンドレを演じる運命」杜けあきさんインタビュー

Sssmori0157 『ベルサイユのばら』のあまたの女性読者にとって、“理想の男性NO.1”といえばやはりアンドレ。そのアンドレを主人公に描いた唯一のバージョンといってもいいのが、89年雪組の「アンドレとオスカル編」。当時のトップスター杜けあきは、影であるアンドレのやるせない心情と深い愛を描き出し、オスカル中心の「ベルばら」とはまた違う角度から作品世界に光をあててみせた。

「ベルばらKidsぷらす」の宝塚ベルばら特集「ベルばらレジェンド」。今回は元雪組トップスター・杜けあきさんの登場です。

(インタビューより)杜さんの『ベルサイユのばら』との出合いは?

……高校時代がちょうど劇画も宝塚もブームの真っ最中で、なんとなく気になっていたところに、NHKの舞台中継があったんです。今思えば運命的ですが、雪組の「アンドレとオスカル」でした。夏休みで夜の時間帯で、たまたま面白い番組がちょうどなくて(笑)、学校の話題についていくために見ておこうくらいの、軽い気持ちだったんです。
 それが観終わったときには、一緒に見ていた姉に「私ここに入る」って宣言してました。

……さすがに私の宝塚入りは大騒ぎになりました。その年の大晦日に両親に「入りたい」と告白したんですが、2人ともショックのあまりお正月の3日間、寝込んでしまったんです。私がまだ高校の途中だったことや、周囲に芸能人がいなかったことで、すごく考えたようです。

その運命的な『ベルサイユのばら』に出合ったときの気持ちは?

……実は、テレビの『ベルサイユのばら』で、アンドレを演じた麻実れいさんに憧れていましたから、私がアンドレ役と聞いたときは、「あ、ここに入ってこれをやるのが私の運命だったんだな」と、改めて思いました。

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「アンドレとオスカル編」では、“影”であるアンドレが主役ということで、決闘で目を傷つけられるエピソードや、おばあちゃんとの交流場面など、他のバージョンでは見られないシーンが盛り込まれています。
演技派として名高い杜けあきさんが、どのようにアンドレを形づくっていったか、じっくりお話しいただいています。詳しくはベルばらKidsぷらすでご覧下さい。インタビューの後編は6月10日公開!もちろん動画メッセージ付きです。お楽しみに。

★杜けあきさんの舞台情報★
「剣客商売 もうひとつの宝」


6月2日(金)~25日(日):大阪松竹座
※公演の詳しい情報は⇒
松竹のHP、または大阪松竹座:06-6214-2211(代)へ

6月2日から大阪松竹座で上演されている『剣客商売』は、テレビドラマにもなった池波正太郎さんの小説を舞台化したものです。平和な世にあきた武士たちが命をもてあそぶというちょっと荒んだ時代で、私は夫のために賭けの対象にされてしまう女性の役です。どこか現代にも通じるテーマを含んだお芝居だと思います。

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投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2006/06/04 9:00:00 宝塚ばらの伝説 | | トラックバック (0)

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