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e-book Japan ベルサイユのばら

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2006年7月 6日 (木)

Kids学園フランス語科

Leçon 3:もんくがあったら…

6月24日のベルばらKids「悪女の捨てぜりふ」。
とうとうあの名文句が登場しましたね!

当時、マリー・アントワネットの”お気に入り”として、日の出の勢いだったポリニャック伯夫人が、その権威をかさに着て発した言葉、

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もんくがあったらいつでもベルサイユへいらっしゃい!(ポリニャック伯夫人)
→ Si tu veux te plaindre, tu es toujours la bienvenue à Versailles!
(Kidsでは「もんくがあるなら」となっていましたが、ここは原作に忠実に「もんくがあったら」と表記しておきます)

《ワンポイント》
Si→もし、英語のifと同じ。
tu→きみ、おまえ。英語のyouと同じですが、親しい間柄や、目下の者に対して使います。
veux→「〜したい」という意味の動詞vouloirの二人称現在形の活用
te plaindre→ちょっと難しいのですが、「不平を言う」という意味の代名動詞se plaindreの不定形を、主語のtuに一致させたものです。
es→英語のbe動詞にあたる動詞êtreの二人称現在形の活用
toujours→常に、いつでも
la bienvenue →歓迎される人、物。の、女性形
à Versailles→ベルサイユに

Dlmp3
(クリックすると音声が聞けます。が、「いつでも」にあたるtoujoursが抜けてます。すみません!「トゥージュール」と発音してくださいね)

面白いのが「いらっしゃい」という表現にbienvenue 、つまり英語のwelcomeにあたる言葉を使っていること。
直訳すると、「いつでもベルサイユに歓迎しますわオホホホ」ってとこでしょうか。
いかにも皮肉屋さんのフランス人らしい表現ですよね!

ところが、憎き母の敵を追ってオスカルと運命の出会いを果たし、とうとう本当にベルサイユに歓迎されてしまったロザリー。
まだ真実に気づいていなかったポリニャック伯夫人的には、「シャレにならなかった!」と、驚愕ものだったのでしょうね。


(06年7/10 追記)
いつもご指摘をくださる読者のみなさま、ありがとうございます!
今回もbienvenueを女性形の綴りにしておきながら、定冠詞が男性形のleになっていたのをご指摘いただきました。
女性のロザリーに向かって言った言葉なので、正しくは女性形のlaですね。すみません!
(わたしのプロフェッスールは「ベルばら」を読んでいなく、前後関係のわからぬまま発音してくれたので、leと発音していますが)

また、「いつでも」に当たる言葉n'importe quandのスペルミスもご指摘いただきました。
う、ミスばかりで大変お恥ずかしい限りです……。
しかしよく考えると、n'importe quandよりもtu es toujours la bienvenueの方がフランス語の言い回しとしてはスマートだと思われるので、遅ればせながら訂正させていただきました。

フランス語学習歴だけは人一倍長いのですが、いまだに凡ミスを繰り返す始末です……。
今後もみなさんと一緒に学んでいきたいと思っていますので、どんどんご意見・ご指摘くださいね。
お待ちしております!
(スイ・ラデルニエールネ)

お便り募集このコラムをお読みになった皆さんの感想や質問をお待ちしています。 ⇒こちらの「ベルばらKids専用フォーム」からどうぞ。

投稿者 榊原和子 2006/07/06 17:02:00 Kids学園フランス語科 | | トラックバック (0)

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