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2006年7月20日 (木)

Kids学園フランス語科

Leçon 4:おまえが貴族でさえ…

先日観たばかりの「ベルばらオスカル編」。

確か劇中では出てこなかったセリフですが、名セリフにも投稿いただいた、名文句がありましたよね!

オスカルを一途に想い慕うアンドレに対して、ジャルジェ将軍の「父親」としての一言、

おまえが貴族でさえあったら…(ジャルジェ将軍)
→ Et même si tu étais noble…

《ワンポイント》
Et→英語のandに当たりますが、この場合特に意味はなく、会話のつなぎ的に”漏れる”程度の言葉です(が、後のmêmeを強調する役割を持っています。おぉ、深い!)
même→この場合、強調の言葉「〜でさえ」
si→たとえ〜、もし〜。英語のifに当たります。
tu→おまえ。この場合、ジャルジェ将軍から見てアンドレは目下の者なので、tuを用います。
étais→英語のbe動詞にあたる動詞êtreの直接法半過去形の二人称の活用
noble→貴族

Dlmp3
(クリックすると音声が聞けます。)

ジャルジェ将軍がアンドレに放った言葉の真意は、
「おまえが(もし)貴族でさえあったら…(でも、そうじゃない)」
ということだったんですね。
だからアンドレが「だんなさま わたくしは…」と言いかけたことにも、「いってみてもはじまらん」と返したのですね。
うぅ、アンドレもジャルジェ将軍も、とっても複雑な事情と心境だったのが推し量られます。せつないですね…。

ところで冒頭のEtですが、フランス人はよく意味のない言葉を会話の中でつなぎ的に言います。
日本語の相槌みたいなものですが、「エー」とか「アー」とか「ウー」とか「ボンバーン」とか言います。
ホントですよ!

(06.7.20.p.m.  追記)
いつもお問い合わせ、ありがとうございます。
☆Et même siについて
→ちょっと説明の仕方を誤っていましたので、訂正させていただきました。
siを強調するためにmêmeが文頭に来ていて、それをさらに会話らしく強調するためにEtをつけています。
”même si”というかたちでは確かに、「たとえ〜でも」または「たとえ〜であっても」ですね。

☆「ボンバーン」について
→bon bah(ボン バー)とも言いますが、bon ben(ボン・バーン)は、会話のつなぎ的にかなり頻繁に使われる言葉です。ちなみにben=bienです。

以上、またのご意見・ご質問お待ちしてます☆(スイ・ラデルニエールネ)

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投稿者 榊原和子 2006/07/20 2:00:03 Kids学園フランス語科 | | トラックバック (0)

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