2013年2月末をもってブログの更新を終了いたしました。 ⇒詳しく
e-book Japan ベルサイユのばら

0228delete -->

« ベルばらとリボンの騎士が夢の競演 手塚治虫記念館 | トップページ | 私の町のオスカル再び »

2007年5月 1日 (火)

世界史レッスン

クイズ ― この芸術家と関わった王は? 1775年

  ~アントワネット20歳~

 今回はかなり難易度の高い問題です。次の芸術家(①~③は音楽家、④~⑧は画家、⑨⑩は作家)が仕えた、あるいは作品を献上した王・皇帝は誰でしょう?半分できたら、優。

 ①ヘンデル ②ファリネッリ ③ヴァーグナー ④レオナルド・ダ・ヴィンチ ⑤ホルバイン ⑥ルーベンス ⑦ヴァン・ダイク ⑧ダヴィッド ⑨ペロー ⑩ゲーテ

A)フランソワ1世 B)チャールズ1世 C)ジョージ1世 D)ナポレオン E)カール・アウグスト公 F)ヘンリー8世 G)ルイ14世 H)フェリペ5世 I)ルートヴィヒ2世 J)アンリ4世

 正解は――①C。これについては、「名曲で赦される」をお読みください。

 ②H。人気絶頂のカストラートだったファリネッリは、32歳で舞台を下り、スペイン宮廷へ入る。神経症のフェリペ5世を、その美声で癒(いや)すためだった。かなり治療効果があったらしい。(「カストラートの追っかけ」も参照)

 ③I。このふたりの関係は、ヴィスコンティ監督の映画『ルートヴィヒ―神々の黄昏』が必見。

 ④A。イタリア生まれのレオナルドだが、晩年フランソワ1世に招かれ、『モナリザ』を持ってフランスへ行き、ここで生涯を閉じた。

 ⑤F。ヘンリー8世の前に出ると誰もが震えあがったというから、肖像画を描くのも大変だったのではないだろうか。

 ⑥J。アンリ4世妃マリー・ド・メディチの肖像連作を請け負ったルーベンスだったが、ビジュアル的にも人生にも全く魅力のない彼女なので、海のニンフたちの裸体やら天使やらを大きく描いてごまかしたらしい。

 ⑦B。ヴァン・ダイクについては「宮廷画家の腕次第」をお読みください。

 ⑧D。マリー・アントワネットの最期のときをあのように残酷にスケッチし、ナポレオンに対しては美化の上にも美化して描いた。

 ⑨G。ペローといえば童話集がすぐ思い浮かぶが、当時の彼は太陽王の忠実な臣下だった。これについては次週に詳しく書く予定。

 ⑩E。26歳のゲーテが、ザクセン=ワイマール公国のカール・アウグスト公18歳に仕えることになったのは、1775年。この地でゲーテは多くの傑作を書き上げるかたわら、大臣として政務をこなした。とはいっても、ちっぽけなちっぽけな公国なので、現代日本でいえば県会議員といった感じだろうか。(中野京子)

☆関連ブログ「レオナルド・ダ・ヴィンチとフランソワ1世」(中野京子の花つむひとの部屋)はこちら⇒ http://blog.goo.ne.jp/hanatumi2006/

お便り募集このコラムをお読みになった皆さんの感想や質問をお待ちしています。 ⇒こちらの「ベルばらKids専用フォーム」からどうぞ。

投稿者 中野京子 2007/05/01 9:03:34 世界史レッスン | | トラックバック (0)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/165303/14908903

この記事へのトラックバック一覧です: クイズ ― この芸術家と関わった王は? 1775年: