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2007年6月18日 (月)

ル・ルーとアンドレのふらんすぷち案内

王家の受難をしのぶ―タンプル塔跡

Icon1_13あれ?塔がない・・・

 

タンプル塔跡(1)
タンプル塔跡(1)

 

Icon2_12 王家の人々が幽閉されていた場所だから、王党派の拠点になることを恐れたナポレオンが塔を破壊させたんだ。
今は公園になっているよ。

 

Icon1_13あら、貴重な史跡なのにもったいないこと。

 

Icon2_12ルイ16世陛下はここから断頭台に向かったし、アントワネット様と引き離されたお子様方はしばらくここに住んでいたし、確かに拠り所にはこれ以上の場所はないだろうな。

 

Icon1_13当時のタンプル塔を描いた絵を見たことがあるんだけど、はっきりいって不気味!何か出るわよあれは・・・ぶるるっ。

 

Icon2_12おまえがそんなもの怖がるガラかよ(笑)
この建物はもともとは修道院が所有していたんだけど、その修道院長がアルトワ伯の息子、アングレーム公。彼はマリー・テレーズ様の未来のご夫君でもあるんだ。

 

Icon1_13意外なところで関わりがあったのね。

 

Icon2_12 アルトワ伯はここに邸宅をかまえていて、義理の姉にあたるアントワネット様は「この気味の悪い塔を壊すように」頼んでいたんだって。

 

Icon1_13でも塔は壊されず、革命が起こって、国王ご一家はここに・・・。
関わりがあるどころか、不思議な因縁があるような気がしてきたわ。

 

Icon2_12色々とおつらかっただろうし、わずかな期間ではあるけれど、ここで国王ご一家は最後の団らんの時を過ごすことができたようだよ。

 

Icon1_13うん、それがせめてもの救いかもしれないわね・・・。

 

Icon2_12国王陛下自ら、お子様に勉強を教えたりもなさっていたそうだよ。

 

Icon1_13ちょっと目頭が熱くなっちゃうわ。
今はそんな歴史があったことなんて、全然わからなくなってしまったわね・・・。

 

タンプル塔跡(2)
タンプル塔跡(2)

Icon2_12すっかり近隣住民の憩いの場になっているね。
この公園、のどかで心地いいな!

 

Icon1_13隣の区役所に小さなプレートがあったけれど、これを読まなきゃわからないわね、きっと。

 

Icon2_12当時をしのぶ手がかりとしては、カルナヴァレ博物館に、タンプル塔の国王ご一家のお部屋を再現したコーナーがあるくらいだろうな。

 

タンプル塔内の部屋(再現)
タンプル塔内の部屋(再現)

 

Icon2_12あとは、国王陛下の従僕のクレリーという人が回想録を残しているんだ。
日本語訳もあるけど、古い本だから入手は難しいかもしれない。
でも一読の価値はあり!

 

Icon1_13ちょっとこれ、マリー・テレーズ様の回想録まで収録されているじゃない!
き、貴重な本だわ~。

 

Icon2_12これを読んでタンプル塔と国王ご一家に思いを馳せるのもいいね。


「ルイ16世幽囚記」1989年
クレリー他著/ジャック・ブロス編/吉田春美訳
福武書店

 

Icon1_13今回はずいぶんまじめに話が終わって、ほっとしたような寂しいような・・・?

 

Icon2_12おいおい、これがいつものおれなんだよ・・・いつもはついつい、いたずら娘のペースに乗っちゃうからあんなんだけど(笑)


 

【周辺地図】

Vol15_map_1


【最寄り駅】
地下鉄3号線「Temple」(タンプル)駅下車

 

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投稿者 えりりん 2007/06/18 0:05:00 ル・ルーとアンドレのふらんすぷち案内 | | トラックバック (0)

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