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2007年8月 6日 (月)

Kidsのアトリエから

《プレゼント》アントワネットの絵の「怖さ」とは?「世界史レッスン」の中野京子さん新刊『怖い絵』

Kowaie  ベルばらKidsブログの人気コラム「世界史レッスン」著者の中野京子さんの新刊『怖い絵』(朝日出版社刊/定価1890円)を5名さまにプレゼントいたします。 (プレゼントは終了しました。)

 『怖い絵』は、16世紀から20世紀の西洋名画20点を“恐怖”という視点で紹介する、ちょっと変わったガイドブックです。ゴヤ『我が子を喰らうサトゥルヌス』のように正視に耐えない怖さから、ドガ『エトワール、または舞台の踊り子』のように一見しただけではわからない背景に秘められた怖さまで、さまざまな恐怖を忍ばせた絵を、そのエピソードとともに紹介しています。

 「まえがき」によれば、この本を書いたきっかけの一つは、画家ダヴィッドが描いた、断頭台にひかれてゆくマリー・アントワネットのスケッチだったとか。絵そのものは恐怖と無縁でも、描き手の悪意や狂気、当時の社会的背景、描かれた人物のその後の顛末などを知ると、先ほどまでは普通の名画だった絵が、とたんに恐ろしいものに感じられてきます。
 ダヴィッドの描いたアントワネットのスケッチに潜む怖さとはなんだったのでしょうか?
 ほか、ティントレット『受胎告知』、ブロンツィーノ『愛の寓意』、ラ・トゥール『いかさま師』など、取り上げる名画は20作。「世界史レッスン」でおなじみの軽妙な筆致でお楽しみいただけます。

『怖い絵』
著者:中野京子/出版社:朝日出版社/ISBN: 978-4-255-00399-3/定価:1890円(税込)
 ⇒購入はこちらから

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 今回ご紹介した『怖い絵』を抽選で5名さまにプレゼントいたします。 (プレゼントは終了しました。)

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投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2007/08/06 10:10:31 Kidsのアトリエから | | トラックバック (1)

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» 「怖い絵」書評 トラックバック 中野京子の「花つむひとの部屋」
 新著「怖い絵」は新聞2紙と雑誌1誌のインタビューを受けました(詳細はいずれまた)  それとは別に何人かの方がご自分のブログで取り上げてくれていて、嬉しいことです。  先日ネットサーフィンしていると、歌舞伎評を精力的にこなしていらっしゃる「ヒデカズ」さんのホームページにいきあたりました。⇒ http://www33.ocn.ne.jp/~hidekazu/page131.html  許可をいただき、以下に転載させていただきます♪ 2007年 7月27日 中野京子『怖い絵』(朝日出版社,200... 続きを読む

受信: 2007/08/06 12:17:26