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2008年1月 7日 (月)

moi aussi, je suis PARISIENNE.(私だってパリジェンヌ)

グルメさんうっとり、パリの“旬”のカレンダーを作ろう

あけましておめでとうございます。

年末年始、皆様はどんなおいしいものを召し上がりましたか?わたくし・市瀬は完全に食べ過ぎました。一番の山場は昨年12月25日の夜、フランス人のご夫妻に招待されたクリスマスディナー。なんと5時間にわたって休むことなく食べ物が出続けました。飲食は胃の容量と相談しながら計画的に。

さて、この季節、パリジェンヌたちは特にお昼時、りんご片手に齧りながら歩いています。そういえば春にはイチゴを、夏には色とりどりのあんずをいっぱい抱えては、歩きながらもぐもぐ食べている姿をよく見かけます。パリジェンヌが、甘いものやこってりしたものが好きな割には皆さんほっそりしているのも、旬の果物をたくさん食べているからかもしれませんね。

果物に限らず、パリにはその時期限定で出回っているお菓子や旬の食べ物が、フランス中から集まります。2008年は旬のものを食べること、季節を感じることでパリジェンヌのように健康的で生き生きした体づくりを心がけてみませんか?

第5回目の『私だってパリジェンヌ講座』『パリの”旬”のカレンダーを作ろう』をお送りします。

*気候の変動により、店頭に並ぶ時期が若干ずれることがあります。またイベントの告知は2008年1月現在発表されているものです。ご了承ください。

1月☆
ガレット・デ・ロワ Galette des rois

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こちらは、この時期よく目に付く地下鉄構内の広告。ガレットにはシードル(りんごのお酒)を合わせて食べよう、というシードルメーカーの提案です。

ガレット・デ・ロワは1月のキリスト公現節にちなんだお菓子。アーモンドのペーストが包まれたパイで、数人で分けられるよう、通常、ケーキ程の大きさです。
パイの中にはフェーブと呼ばれる小さな陶器の人形が1つだけ入っていて、それが当たった人は1年間幸運が続くと言われます。またフェーブが当たった人は、1日だけ王様や女王様になることができます。

特色のあるガレット・デ・ロワを作るお菓子屋さんもあり、有名なところではピエール・エルメがイスパハン(ローズ・ライチ・フランボワーズの風味)のガレット・デ・ロワを出しています。お店に並ぶのは12月末~1月初旬まで。

※ピエール・エルメの日本語サイトにガレット・デ・ロワの紹介が⇒こちら

私が食べたガレットにも、フェーブが入っていました
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2月☆☆

バレンタインデー Saint-Valentin

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フランスのバレンタインは恋人たちの祝日。チョコレートに限らず花束やプレゼントを贈りあう習慣があります。

また今年は隔年で開かれるチーズ・乳製品の国際見本市“Salon du Fromage et des Produits Laitiers”の開催年にあたります。100以上のブースが並ぶこの見本市は、一般の入場も可能です。


3月末~4月下旬☆☆☆

復活祭 Pâques

復活祭が近づくと、ウサギや卵をかたどったチョコレートで店頭が華やかに飾られます。ウサギは豊穣と多産、卵は新しい命のシンボルとされています。大人たちが家のあちこちに隠したチョコレートを探し当てる、といったゲームを楽しみにしている子供たちも。

ちなみに復活祭の日は「春分の日の後の最初の満月の次に来る日曜日」に設定されています。今年は3月23日です。

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そしてパリにも桜が咲きます。

4~5月☆☆☆☆ 
蜂蜜 Miel

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春になり花が咲き誇る頃、蜂蜜は収穫期を迎えます。市場に農場直送の蜂蜜が並ぶのもこの頃です。

イチゴもこの時期に最盛期を迎えます。市場では閉店間際になると叩き売りをはじめ、キロ1ユーロで手に入ることも。近年は日本の「とよのか」に近い品種が人気のようです。

6月☆☆☆☆☆☆

初夏のケーキ屋さんの店頭。ミントやマスカットを使った冷たいデザートが涼しげです。

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夏至の日の音楽のお祭り”Fête de la musique”で、日本でもお馴染みのりんご飴を発見。

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7月~8月☆☆☆☆☆☆☆ 
ミラベル Mirabelle

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フランスには数多くのプルーンの品種がありますが、その中で、私が特にお勧めしたいのがミラベルです。この梅の実ほどの大きさの黄色いプルーンは、とにかく甘くて、幸せになれるおいしさがぎゅっと詰まった夏の味覚。1ヶ月ほどしか店頭に並ばないので要チェックです!皮ごと食べられますので、なるべく傷の少ないものを選ぶのがポイント。食べきれなかったときはジャムに。

   ※    ※    ※

フランス人はテラスでブランチを取るのが大好き。太陽の光を浴びることが本当に好きなようです。この時期は暑さも本格的に。

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初夏~8月☆☆☆☆☆☆☆☆
オマール Homard

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高級食材のひとつ、オマール海老の旬。その中でも最高級とされるブルターニュ産オマール海老は、青紫に光るボディが特徴。そのお値段、アメリカ産やノルウェー産のものと比べて3倍とも4倍とも。それだけお味も最高のものが保証されています。

   ※    ※    ※

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うだるような暑さにはやっぱり…アイスクリーム。これはジェラートのチェーン店"DELIZIEFOLLIE"のもの。深夜まで営業しているので、ぜひ夜遊びのお供に。

※DELIZIEFOLLIE(デリッツエフォリエ):昨年11月、渋谷パルコに日本初出店。

9月☆☆☆☆☆☆☆☆☆
栗 Marron

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秋といえば、やっぱり栗。秋の風物詩・焼き栗屋さんも、年々その数が減っているようです(ほとんどが違法営業なので警察に摘発されている模様)。

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こちらは有名なアンジェリーナのモンブラン。メレンゲ・生クリーム・マロンの層が織り成すボリューム満点の逸品。

※サロン・ド・テ・アンジェリーナは日本でもおなじみ⇒同店のモンブランの紹介

10月☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 
ぶどう Raisin

ぶどう最盛期!特に黒っぽい皮の品種レッドグローブと、透き通るような緑の皮のマスカット系の品種イタリアンはお勧めです。

モンマルトルの丘にある、パリ唯一のぶどう畑での収穫祭"Fete des Vendanges de Montmartre"も、毎年10月上旬の週末3日間に行われています。

   ※    ※    ※

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ケーキ屋さんも秋の色合いになってきました。

チョコレートの見本市“Salon du chocolat”は、毎年10月末から11月上旬にかけて開催されています。一般入場可。

※日本でもサロン・デュ・ショコラ!:08年1月23日から28日まで新宿伊勢丹で開催されます。⇒紹介ページへ

11月☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ボジョレー・ヌーボー解禁 Beaujolais nouveau

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11月の第3木曜日が、ボジョレー・ヌーボーの解禁日。この日はカフェでまず今年の一杯を飲んで「今年は悪くないね」だの「去年よりはマシだね」だの、カウンターの隣同士で話が弾む日でもあります。

そして寒くなると恋しくなるのがショコラショー(ホットチョコレート)

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このカフェのショコラショーは、ホットミルクにチョコチョップを溶かすタイプ。

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溶かした状態がこちら。

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付属の生クリームを乗せて。


12月☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 
クリスマス Noël

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クリスマス~年末にかけては、魚介にフォアグラ、シャンパンにワインと美食の総決算!牡蠣屋さんも大忙しで、店頭で殻をどんどん開けては皿に盛り合わせ、持ち帰り用にラッピングをしていきます。

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12月になると町のあちこちに出没するクリスマス市場には、チーズやハムが盛りだくさん。

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小さなペリエの瓶も、ちょっとおしゃれなPAUL&JOEのデザイン。

   ※    ※    ※

他にもここには書ききれなかったくらい、パリにはおいしいものがいっぱいです。ぜひ色々お試しください。

第5回講座はいかがでしたか?第6回の講座もお楽しみに、そしてよい1年を!(市瀬詩子)

お便り募集このコラムをお読みになった皆さんの感想や質問をお待ちしています。 ⇒こちらの「ベルばらKids専用フォーム」からどうぞ。

投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ  2008/01/07 10:13:42 moi aussi, je suis PARISIENNE.(私だってパリジェンヌ) | | トラックバック (0)

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