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2008年3月 3日 (月)

moi aussi, je suis PARISIENNE.(私だってパリジェンヌ)

黒いダイヤモンドをパリジェンヌと一緒に食べる!

「食べさせたいものがあるから今すぐうちに来て!」
知り合いのパリジェンヌからの電話で、いそいそと彼女の住むアパルトマンへ出かけた、2月のある寒い日。さて、森の香りと共に私を迎えたのは…。

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さて、これは何でしょう?黒くて、丸くて、ごつごつしていて、特徴のある香りを放っています。

正解は、今が旬である「黒いダイヤモンド」と呼ばれる世界3大珍味のひとつ、黒トリュフ Tuber melanosporum。採集時期は11月から2月末までで、この季節になると旬の特別メニューとしてトリュフを扱っている高級レストランもみかけます。

ということで、第7回目の『私だってパリジェンヌ講座』は、『黒いダイヤモンドをパリジェンヌと一緒に食べる!』をお送りします。

一般のスーパーや、先月ご紹介したようなマルシェでは、トリュフは扱っていません。黒トリュフといえばフランス南西部Périgueux(ペリグー)が名産。この季節のペリグーには、質の良いトリュフを狙って全国から仕入れ業者や料理人が買い付けに来るそうです。そこの「トリュフ市場」は一般人の購入は非常に困難で、開催時期も口コミだけという徹底したもの。

今回、私を呼んでくれた友人のセリーヌは、ペリグーに住む親戚の紹介で市場に赴き、直接トリュフを買ったそう。とにかく物凄い争奪戦で、手に入れた一個がこの小さなトリュフ。それをパリまで大切に携えて帰ってきたそうです。「どんなにぴっちり包んでも、電車の中でトリュフの香りが漂ってしまって大変だった!」とか。
尚、上記の写真ひとかたまりで大きさは直径3cmほどです。

それでは、早速いただくことにしましょう。

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トリュフをスライスすると、中はこんな感じ。
スライスしてみなければこの独特のマーブル模様は見ることは出来ないわけですが、目利きになるとスライスしていない球体の状態でも、中のマーブルがどんな形状であるか分かるのだとか。また、このマーブルによって味わい・香り・価格が異なってくるそうです。こうして半分にスライスした時点でも香りは相当なものです。
リゾットに入れたり、オムレツに入れたりと調理法はさまざまですが、今回は一番シンプルな食べ方でいただきました。

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薄く切ったバゲットに無塩バターを塗ります。

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スライスしたトリュフを乗せ、その上に岩塩を少し振ります。

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あとはパクッと一口で召し上がれhappy02

口の中に広がる、黒々とした色からはあまり想像できない繊細で強烈なキノコ独特の香りと、森の中を思わせる土の香りが特徴的です。その香りだけでバゲットが一本食べれてしまいそうなくらい、濃厚で芳醇。そしてほんの少しの塩が、トリュフの香りを一段と引き立てます。歯ごたえはとても繊細な繊維質でした。

【ENCORE+ 】
良いトリュフは入手がなかなか難しいですが、香りを楽しむのであればトリュフオイルもお勧めです。主にトリュフの皮の香りをオイルに移したもので、食べる直前にほんの少しお料理にたらすだけで、あの香りを同じように感じることが出来ます。扱い方もとても簡単なのでお勧めです。サラダや鴨肉のソテーなどと最高の組み合わせです。 
日本でも購入することが出来ます。
⇒asahi.com ショッピングで『トリュフ・オイル』を検索

    ☆        ☆       ☆

今月のパリジェンヌheart
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24歳の大学院生セリーヌは、国立パリ第8大学で演劇哲学を学びながら、さまざまな劇団のマネージメントも手がけています。
彼女はセーヌ左岸の、とてもシックな地域で生まれ育った生粋のパリジェンヌです。つい最近、恋人と一緒に住むための新居を、セーヌ右岸の多民族が多く住む地域・ストラスブール=サンドニのアパルトマンに移したばかり。親元を離れて暮らすのはこれが初めてなので、お料理やお菓子作りが楽しくて仕方がないとのこと。この日も彼の帰りを待ってショコラたっぷりのケーキを製作中でした。

    ☆        ☆       ☆

第7回講座はいかがでしたか?今が一番旬の黒トリュフ、なかなか香りまでは伝わりにくいでしょうが、フランスを旅される際にはぜひお試しになってみてください。
第8回講座もお楽しみに!(市瀬詩子

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投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ  2008/03/03 9:38:40 moi aussi, je suis PARISIENNE.(私だってパリジェンヌ) | | トラックバック (0)

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