2013年2月末をもってブログの更新を終了いたしました。 ⇒詳しく
e-book Japan ベルサイユのばら

0228delete -->

« 今週のベルばらKidsは「3回目の新年に」 | トップページ | 明けまして、おめでとうございます! »

2009年1月 5日 (月)

moi aussi, je suis PARISIENNE.(私だってパリジェンヌ)

ルイ16世も大好きだった!?ウシ年だけど豚のお話

「もう鶏はコリゴリ。1年分食べたわ」。

おばあちゃんの田舎から帰ってきたパリジェンヌの友人がため息をつく、新年のパリです。

Paris17_html_5abee733
肉屋さんから漂うローストの香りは最高!自称「ムッシュー・プレ(鶏肉)」こと鶏のロースト担当のムッシュが次々と売りさばいていきます。1羽丸ごとで6.90ユーロ。ソースも付けてくれます。

食の国・フランスの年末は、ジャンパンを開けたら前菜のフォアグラ・牡蠣などにはじまり、メインには家禽類が定番です。

鶏肉だけでも、雛鳥・若鶏・去勢した脂肪分の多い鶏・肥育した鶏…など、様々な分類法があります。鶏のほかにも、鴨・ウズラ・七面鳥・ホロホロ鶏・ガチョウ・キジなど、家禽類はとても豊富な印象。特にシャポンと呼ばれる去勢した雄鶏は高級品として珍重されます。

クリスマス、大晦日とお祝いのご馳走続きのフランスの年末。鶏肉に、鴨に、フォアグラ…そんな家禽類のご馳走に飽きたら、パリジェンヌは何が食べたくなるの?

彼女とちょうどそんな話をしているときに、お肉屋さんの前を通りかかりました。「あれ、おいしそうじゃない?」と彼女が視線を向けた先にある、お肉屋さんに並んでいたちょっと変わった風景とは…?

2009年はじめの「私だってパリジェンヌ講座」「ルイ16世も大好きだった!?ウシ年だけど豚のお話」をお送りします。

Paris17_html_m2bd7983e

そのお肉屋さんに並んでいたのは、店頭にぶら下がっている子豚ちゃんたち。右のやや大きめの2匹は買い手がついた様子。伸びてます。

「マリー・アントワネットは豚をペットにして飼っていたけど、ルイ16世は食べるほうが好きだったはずだよ!」という自論を展開する、肉屋のムッシュにお話を聞きました(確かにそうかも…)。

Paris17_html_63cc6d83
写真中の赤いバッグをもったパリジェンヌは、友人のニナ。「この子豚は個人でも購入できるの?」と、かなり本気モードでムッシュにあれこれ質問をぶつけています。

―― 新年早々、店頭に子豚がぶら下がっていますが…

「あけましておめでとう!知っている?豚は幸運を運んできてくれるんだよ。よく豚を食べるドイツやオーストリアでは、特に幸運のシンボルとされているしね。クローバーに乗った豚の置物、見た事あるだろう?

この子豚たちは、今年1年の商売繁盛と健康を祝って、うちがいつも仕入れているところから今年最初に出荷された子豚を買ってきたんだ。いつもはお客さんから注文があったら、農場のほうにちょうどいい大きさのものがいたら出荷できる状態にしてもらえるようにするんだけれどね。去年、はじめての試みで年明けに子豚を2、3匹仕入れたんだけど、ノエルから年末にかけて鶏が良く売れたからさ、今年は奮発してこのとおりだよ。」

―― なるほど、縁起物ってわけですね。お味のほうはどうなんでしょうか?

「夏の家畜は水分を多く摂るから、おのずと水っぽく味が薄くなる。特に豚は暑さには弱いから水をよく飲むんだ。牛肉や鶏肉よりも脂に旨味が強く凝縮されている豚肉は、夏場よりも冬のほうがぐっと味わいが増す。そんな冬をすごした親から産まれた、この時期の子豚は最高だよ。特にこの冬はフランスに寒波がやってくるのが早くて11月ごろからぐっと冷えてきたから、旨味がうまくのっているよ。」

―― この子豚は生後どれくらいのものですか?

「大体産まれてから90日ぐらい、乳飲みの状態でしめたものだね。絶対に内臓をつぶしてはならない。せっかく乳飲みで生臭さがない子豚なのに、血が回ってしまっては美味しさが台無しになってしまうからね。育つ環境や血統も大事だけれど、しめ方や熟成方法も大切だね。」

―― ありがとうございました。

        pig         pig        pig

ちなみにこの子豚ちゃん、1匹100ユーロ程度から。別途注文するとお店でもローストしていただけるそうですが、ご家庭に大きなオーブンがあれば塩釜焼きもお勧めだそうです。

pig年の初めに幸運のアイテムを手に入れませんか?
⇒asahi.comショッピングで幸せを呼ぶ豚のアイテムを検索!

pigズバリ、ご家庭で子豚の丸焼きを!
⇒asahi.comショッピングで子豚の丸焼きを検索!

第17回目の私だってパリジェンヌ講座はいかがでしたでしょうか?

アントワネットのふるさと、オーストリアでも幸運のシンボルとされている豚。美味しい季節に味わって、今年1年も健康で楽しく過ごしましょう!

Bonne année, bonne santé!
よい年を、よい健康を!(市瀬詩子

お便り募集このコラムをお読みになった皆さんの感想や質問をお待ちしています。 ⇒こちらの「ベルばらKids専用フォーム」からどうぞ。

投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ  2009/01/05 10:45:12 moi aussi, je suis PARISIENNE.(私だってパリジェンヌ) | | トラックバック (0)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/165303/43645103

この記事へのトラックバック一覧です: ルイ16世も大好きだった!?ウシ年だけど豚のお話: