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2009年1月19日 (月)

ル・ルーとアンドレのふらんすぷち案内

マリー・アントワネットの蒔絵コレクション

Icon1きょうは「japan 蒔絵 ―宮殿を飾る 東洋の燦めき―」展を見にきました。

 

Icon2すっごい基本的なことを聞いてもいいかな?・・・蒔絵ってなに?

 

「japan 蒔絵 ―宮殿を飾る 東洋の燦めき―」展

Icon1「ウルシの樹液と金属粉を用いて文様を表現する工芸技法」(公式HPより)だそうよ。
起源は日本ではないけれど、日本で独自の発展をした工芸品で、英語圏では蒔絵をそのまま "Japan" って呼ぶこともあるんですって。

 

Icon2ほうほう。で、それがフランスとどういう関係が・・・?

 

Icon1アントワネットさまが18世紀当時でも有数の蒔絵コレクターで、今日の展示でも紹介されているの。

 

Icon2アントワネットさまは、「ベルばら」以前にも日本と思わぬつながりがあったのか!

 

Icon1元はといえば、お母様のマリア・テレジア女帝が蒔絵の大ファンだったんですって。
ウィーンのシェーンブルン宮殿にも、漆器や陶磁器をうめ込んだ東洋風のお部屋があったくらいなの。

 

Icon2ああ、そういえばちょっとした貴族の屋敷なんかに東洋風の絵がついた家具とか置いてあるな。

 

Icon1「ベルばら」の時代かその少し前くらいに、東洋趣味が大流行したの。
そういう東洋趣味の美術様式が「シノワズリ」・・・中国やインド、日本もいっしょくたにまとめてそう呼ばれたのよ。

 

Icon2中国とインドと日本がひとまとめって、相当大ざっぱな気がするけど。

 

Icon1そうね、だから日本の人たちが東洋趣味の工芸品を見ると「これ、どこの国?」ってことになる時があるみたい。

 

Icon2そうそう。「なんちゃって日本」になっちゃってる絵はたまに見ることがある。今回の展示でも、ヨーロッパの職人が描いた犬がどう見ても西洋犬だった(笑)

 

Icon1ある意味西洋と東洋のコラボレーションね。蒔絵をはめ込んだロココ風味の家具とか、あれはあれでいい味が出ていたわ。

 

Icon2・・・で、蒔絵って、やっぱり高いんだよね?

 

Icon1美術品の値段を云々するあたり、すっごく庶民的ねぇ。

 

Icon2だって本物の庶民だし。王侯貴族がコレクションするんだからそれなりに値が張るのはなんとなくわかるけど。

 

Icon1そうねえ・・・ちなみに、今回の展覧会の企画で販売された、アントワネットさまが持っていた香道具とおそろいの蒔絵は100万円よ。

 

Icon2ひ、ひゃくまんえん?

 

Icon1制作の手間暇を考えたらしょうがないわよ。18世紀当時はこれに輸送費が半端なくかかったでしょうし・・・やっぱり値段がつくような代物じゃないわね。

 

Icon2あのちっちゃい箱がそんなに高いのか!

 

Icon1大きい=高いってわけじゃないわよ。小さい方が作るのが大変だもんね。

 

Icon2ま、庶民は美術館とかで見せてもらって関心してるのが一番気がラクだってことはわかった(笑)

 

Icon1アントワネットさまのコレクションは革命を経ても散逸はほぼなくて、今でもパリのギメ美術館で見られるわよ。
ベルサイユ宮殿にも所蔵されているけれど、常設で展示されていないみたいだから、見たいならパリの方がいいかもね。

 

Icon2東洋美術専門の美術館なんだ。フランスで東洋の工芸品を見るのって変な感じがするな~。

 

Icon1「ベルばら」って、いわば西洋と東洋のコラボレーションでしょ。それに先駆けること200年前に生まれた西洋と東洋のつながりに思いを馳せるのもいとをかし・・・。

 

Icon2語尾は変だけど言ってることは案外マトモだな(笑)

 

Icon1・・・今年も一言多いわね。
この展覧会、1月26日まで開催中です。会期残りわずかですが、興味のある方はぜひご覧あれ!

 


Rose20px「japan 蒔絵 ―宮殿を飾る 東洋の燦めき―」展

会期:2008年12月23日(祝)~2009年1月26日(月)
休館日:1月1日および毎週火曜(ただし12月23日は開館)
会場:サントリー美術館 (東京・六本木)

詳細はこちら
http://japan-makie.jp/index.html

Rose20pxMusee Guimet (ギメ美術館)

住所:6, place d'Iena
URL:http://www.guimet.fr/

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投稿者 えりりん 2009/01/19 0:03:00 ル・ルーとアンドレのふらんすぷち案内 | | トラックバック (0)

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