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2009年4月17日 (金)

Kidsのアトリエから

『優品でたどるヨーロピアン・モード』展に行きました

 読者ライターの安瞳麗さんから、臨時のリポートがありました…。

    ◇

 文化学園服飾博物館で開催中の『優品でたどるヨーロピアン・モード』を見てきました。
 今日のモードの祖となる18世紀半ばから1970年代まで、約200年のモードを振り返る展示です。

 会場は1階と2階に分かれていて、それぞれ100年間ずつを見ることができました。

    ◇   

 まず1階は、「ベルサイユのばら」のロココ・スタイル、ローブ・ア・ラ・フランセーズから始まります。
 [ロココの衣装小部屋]で、ローズ・ベルタンがご紹介した「ピエス・デストマ」も2点、展示されていました。
 次いでナポレオン時代のエンパイア・スタイル、王政復古時代のロマンティック・スタイル、さらに悲劇の王妃エリザベートやナポレオン3世皇妃ユージェニーの時代のクリノリン・スタイル。
 今日のオート・クチュールの元を作ったとされるデザイナー、ウォルトの作品も展示されています。
 中央には当時のファッション雑誌も展示され、染料や生地の解説、着用した場面など興味深いものです。

    ◇

 2階は、バッスル・スタイル、アール・ヌーヴォー・スタイル、アール・デコ・スタイルと、映画「ヴェニスに死す」のようなスタイルから、ミュージカル「シカゴ」のようなスタイルで始まります。
 第一次世界大戦をきっかけに社会進出を始めた女性たちのライフ・スタイルに合ったスカート丈の短いギャルソンヌ・ルック。
 そして、マレーネ・ディートリッヒやグレタ・ガルボを思わせるスリム&ロング。
 第二次世界大戦後では、クリスチャン・ディオールの代表作ニュー・ルック、シャネル・スーツ、バレンシアガの構築的デザイン、オードリー・ヘップバーンをミューズとしたユベール・ド・ジバンシー、アンドレ・クレージュ、ピエール・カルダンのコスモ・ルック、常に先進性のあったイヴ・サン=ローランのパンタロン、パコ・ラバンヌやルディ・ガーンライヒなど、普段あまり見ることの無いデザイナーの作品も間近に見られました。 また、女性のスポーツ・ウェアが展示されていたのも珍しく、マリー・アントワネットの乗馬スタイルから考えると大いに機能的、しかし、今日の服装からは信じられないほど重装備で動きにくそうなものです。
 他に、ファッション雑誌、ベルトのバックル、バッグなど、精巧な小物も目を引きます。
 カテゴリーごとに解りやすく解説され、作品1点ずつにも説明文があるのは親切です。 やや照明が暗いのは、作品保護のため。
 また、点数が絞られているので、ゆっくり見学できました。

    ◇

 これらの服を着たのは、どのような女性達だったのか、彼女達はどんな人生を歩んだのだろうかと感慨深い思いで会場を後にしました。

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投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ  2009/04/17 18:11:49 Kidsのアトリエから | | トラックバック (2)

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