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2009年5月11日 (月)

moi aussi, je suis PARISIENNE.(私だってパリジェンヌ)

パリでも夏はやっぱり…?アントワネットゆかりの地でカレー屋さんを巡る!

日に日に初夏の陽気が増し、Tシャツやノースリーブ姿のパリジェンヌやパリジャンを見かけることも少なくはないパリです。

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アントワネットの時代にはまだフランスに存在していませんでしたが、現在ではフランスや日本でも知名度の高い、ある食べ物の専門店が密集している地域があります。
その「ある」食べ物、夏になると食べたくなる!私なんかはそんな気持ちになるのですが、その本格派を、パリのアントワネットゆかりの地で堪能することが出来るのです。そこはルイ王朝時代、仮面舞踏会が開かれ華やかだったであろう地域なのですが、現在はそのルイ王朝のイメージとは全くかけ離れた町並みに変貌を遂げています。

第20回目の「私だってパリジェンヌ講座」「パリでも夏はやっぱり…?アントワネットゆかりの地でカレー屋さんを巡る!」をお送りします。

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1781年にマリー・アントワネットの命で建てられたサンマルタン劇場(当時のサンマルタンオペラ座)の周辺は、1970年代以降は移民が多く住居を構え、一大エスニックタウンへと様変わりしました。
ルイ王朝当時は、連日、当時流行だった仮面舞踏会が催され、きらびやかであっただろう町並み。今はその面影はほとんど無く、さまざまな肌の色の人が往来する、新しい時代のフランスを感じさせる地域です。

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その喧騒の中に佇むパッサージュ・ブラディ(Passage Brady)は、パリの中でもカレー屋さんが密集しているパッサージュ(アーケード)。
パッサージュ・ブラディの歴史は、ルイ16世の弟、アルトワ伯がシャルル10世としてフランスの歴史に君臨していた1825年までさかのぼります。

現在はインドカレーを売りにしているレストランが軒を連ねますが、実はそのほとんどがパキスタン人の経営だとか(界隈の噂では一軒のみインド人経営によるインド料理レストランがあるらしい)、全てのレストランの厨房は2階でつながっていて同じカレーを出しているとか、15年以上前に修復されることが決まったのに未だ割れたガラス屋根が手付かずのままであるとか…。
ミステリアスな部分も多いパッサージュでもあります。

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『北インド専門店』
『RAJPOUT(パキスタンの地名)の宮殿』
『インドの庭』
などと店名が記された看板、原色の店構え。パリの町並みから切り取ったような異空間が続きます。

パッサージュに入ると、ぷんとスパイシーな匂いが漂います。
「カレー6ユーロ!安いよ!」
「タンドリーチキンが5ユーロだよ!」
などと客引きのおじさんの声も賑やか。

さて、そんな客引き激しいレストランですが、どの店も似通ったメニューで値段も大差ありません。

とある店頭のメニュー1:
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『6ユーロ 8種類の主菜から選べる一品
豆・ヨーグルト入りの野菜サラダとバスマチ米
7ユーロ タンドリーチキンとバスマチ米』

7ユーロの表示の横に「HALAL(イスラム教の戒律に則って食肉処理された肉)」 との表示があるので、このレストランもやはりパキスタン人の経営でしょうか。

とある店頭のメニュー2:
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『本日の定食
アルキーマ(ひき肉とジャガイモのカレー)
鶏肉のカレー
ジャガイモのカレー
豆のカレー
ほうれん草とジャガイモのカレー
串焼きの鶏+米―6ユーロ
タンドリーチキン+米+3種類の野菜―7ユーロ』…などなど。

定番のナンの中にチーズを入れた「チーズナン」を売りにしているお店も。

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薄く広げたナンの生地の中に水牛の乳で作ったチーズを丸めて包み、さらにそれを直径30センチほどに引き伸ばします。
真っ赤に熱された炭がタンドール(窯)の底で熱を発し、内部の温度は500度にも達するとか。
タンドールの側面に貼り付けた生地がぷっくり膨れてきたら焼き上がり。左上に見えるひまわり油を表面に塗って仕上げます。このお店のチーズナンは一枚2.5ユーロ。スパイシーなカレーにぴったりの付け合せです。

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200年近い歴史を誇るパッサージュ。
アントワネットやアルトワ伯も、このパッサージュの近くを馬車で往来したかもしれませんね。
スパイスの香りが漂う中で、当時の様子を想像してみるのも楽しいかと思います。

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restaurant“Passage Brady” パッサージュ・ブラディ
パッサージュの入り口は以下の4箇所。
46, rue du Faubourg Saint-Denis
33, boulevard de Strasbourg
22, boulevard de Strasbourg
43, rue du Faubourg Saint-Martin
全て75010 Paris(パリ10区)です。

subwayMETRO
Château d’Eau(4番線)
Strasbourg-Saint-Denis(4・8・9番線)

crownアントワネットゆかりの地
現在も劇場として公演が催されているサンマルタン劇場(Théâtre de la Porte Saint-Martin)の公式ウェブサイト
http://www.portestmartin.com/

第20回目の『私だってパリジェンヌ講座』はいかがでしたか?
第21回もお楽しみに!(市瀬詩子

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投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ  2009/05/11 11:00:00 moi aussi, je suis PARISIENNE.(私だってパリジェンヌ) | | トラックバック (0)

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