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2010年3月 1日 (月)

moi aussi, je suis PARISIENNE.(私だってパリジェンヌ)

サンテミリオンのシャトー巡り

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パリは冬のヴァカンスに入り、人の波はアルプスの方へスキーに行ったり、暖かさを求めて南へ向かったりしています。
まだまだ冷たい風が吹くパリから少しだけ離れ、私たちもパリジェンヌやパリジャンに混じって小さなヴァカンスを楽しみに行ってみましょう。
今月の『私だってパリジェンヌ』講座は、ワインの産地サンテミリオンのシャトーを巡る小さな旅へ。パリから南西方向へと進路をとりましょう。

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パリからTGVに乗って約3時間。更にボルドーから電車で30分。
1999年に世界遺産に登録されたサンテミリオンは、フランスが誇る高級ワインで広く知られている小さな町です。

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石畳の古い町並みと、どこまでも続くぶどう畑の中にシャトー(ワインの醸造・製造を行っているぶどう園)が点在します。
ぶどう畑はそれぞれ等級によって細かく分けられています。

今回訪れた“CHATEAU CARDINAL VILLEMAURINE”はサンテミリオンの小高い丘の頂上に近い、グラン・クリュ・クラッセ(特別級・最上級のぶどうが生産される畑)に分類されるぶどう畑を所有するシャトーの一つです。シャトーのオーナーにお話を伺いながら見学が始まります。

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「殆どのボルドーワインが複数のぶどうの種類を混合したワインを作っていますが、私たちは30%のカベルネ・フラン種と70%のメルロー種を使っています。サンテミリオンのワインはメルロー種の割合がその他のボルドーワインに比べて多いのですが、メルロー種は繊細さ、芳香、味の丸さに特徴があり、それによってサンテミリオンのワインはとても女性的な魅力を放つのです」。

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カーブ(地下室)では樽の中で貯蔵され瓶詰めを待つワインが並びます。
樽の中での貯蔵期間はおよそ2年。この間に不要なタンニンを除去することも重要な工程だそうです。

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そのタンニンを除去するために使われるのが、卵白。ひとつの樽の中に3個から4個の卵白を入れるそうです。
これは卵白のタンパク質とタンニンが結合する性質を利用したもので、これらが沈殿したものを除去し、濁りの少ないまろやかなワインを創りだすのだそう。
ワインに卵白?と、以外な感じもしますが、卵白そのものの成分は出荷されるワインには全く含まれず綺麗に取り除かれるそうです。
タンニンにはワインの重厚さを出す役割もあるので、ワインの味わい、バランス、個性を決定付けるひとつのポイントになるのでしょうね。

樽で貯蔵されたワインは瓶詰めされ、更に貯蔵されます。
カーブの温度は常に10度に保たれ、出荷の日を待ちます。

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中にはこんな40年ほど前のワインも貯蔵されていました。
コルクにワインがしみたりカビが生えてしまわないように、コルクを数年毎に新しいものに替えることもワインを美味しく保つためには不可欠だそうです。

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エチケット(生産地や生産年数が書かれたワインのラベル)が並ぶ棚。これが貼られると出荷間近です。

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最後はお楽しみのデギュスタシオン(試飲)。
作り手の愛情に直に触れながら、サンテミリオンの町並みを眺めて味わうワインはまた格別です。
シャトーでは気に入ったワインがあれば購入することもできます。

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高台のシャトーから町を見下ろすと、大西洋が臨めます。
パリよりはやや暖かな風が吹くサンテミリオン。3月も半ばになればこの暖かな風がまだまだ寒いパリにも吹いてくれることを願いつつ、小さな週末ヴァカンスは幕を閉じます。

サンテミリオンは歩いても回れるような小さな町なので、ボルドーからの日帰り観光としても楽しめます。
ボルドー~サンテミリオン間は電車の本数が少ないので、前もって調べられることをおすすめします。
またシャトー見学を希望の場合、サンテミリオンやボルドーの観光局で予約を取ることもできます。当日でも見学可能な場合もあるので、トライされてみてはいかがでしょうか。

サンテミリオン観光局HP
http://www.saint-emilion-tourisme.com/

ボルドー観光局HP(日本語ページあり)
http://www.bordeaux-tourisme.com/

ヴァカンスの時期に入ると、パリは閉まってしまうお店も少なくはありません。
こんな時こそ小さな一泊ヴァカンス、いかがでしょうか。

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投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ  2010/03/01 11:00:00 moi aussi, je suis PARISIENNE.(私だってパリジェンヌ) | | トラックバック (0)

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