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2010年8月26日 (木)

ベルサイユの音楽会

オスカルの弾いているヴァイオリンとはどんな楽器?(2)

こんにちは。暑い日が続いていますが、皆さんお元気でしょうか?
さて、今回の「ベルサイユの音楽会」では、オスカルの弾いているヴァイオリンという楽器についてのお話しの2回目です。

今回は、ヴァイオリンという楽器の仕組みについてお話ししましょう。前回でもお話ししましたが、ヴァイオリンは生まれてからほとんど変化していない楽器なので、オスカルも、ほぼ現代と同じような楽器を使っていた事でしょう。

Photo


このように、ヴァイオリン本体には色々なパーツがあります
本体の他にはがあります。

本体の長さ 約35センチ
本体の重さ 約0.5キロ
素材    松材 楓材 黒檀 等

あご当て
バロック期までは、ヴァイオリンは左胸に押しつけるようにして弾いていたのですが、技術が向上することによって、1800年代前半にドイツ人のヴァイオリニスト(作曲家でもある)ルイ・シュポーアがあご当てを開発しました。あご当ての素材はローズウッドやツゲ等で、形は自分の顎に合った物を選びます。自分の顎に合わせて型をとり、作ってもらう演奏家もいます。

テールピース
4本の弦をまとめる所です。素材はツゲ等。

エンドピン
テールピースを固定する。
ねじを回して調整し、テールピースからの紐をまきます。

f字孔
ヴァイオリン属は、ほとんどこのf字孔を取り入れています。特にヴァイオリンは、くびれが大きいので、fの形にすると左右に力が分散されて、楽器が割れにくいという事もあるようです。


ヴァイオリンの心臓部とも言えます。ここで、4本の弦を支え、弦の振動を楽器全体に運んでいるのです。下記の駒柱との関係で、音色や音量が違ってくるので、駒柱との関係はとても重要です。素材はメイプル材が多く、時代によって少しずつ形が変わっています。

駒柱
上記の駒との関係で微妙な音色を作り出しています。駒柱を入れる事によって振動を楽器の表板と裏板に伝える役目をもっています。外から見ただけでは、駒柱がどこにあるかわからないのですが、f字孔から、専用の道具で入れて、固定しています。

次回の「ベルサイユの音楽会」では、弦や糸巻き等のヴァイオリンの仕組みの続きをお話しします。(Eriko)

<主要参考文献>
井上和男監修 『クラッシック音楽作品名辞典』三省堂 1996
音楽之友社編 『音楽中辞典』 音楽之友社 2006
緒方英子   『楽器のしくみ』日本実業出版社 2008
奥田佳道   『バイオリンおもしろ雑学辞典』 2009
HMミラー  『新音楽史』東海大学出版社 1996

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投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ  2010/08/26 11:00:00 ベルサイユの音楽会 | | トラックバック (0)

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