世界史レッスン<映画篇>
世界史レッスンも卒業です
先週、漫画コラムのなとみさんがベルばらkidsから卒業してゆきました。開設以来6年。担当スタッフさんも次々変わってゆく中、ずっといっしょにやってきたのはわたしたちふたりだけでしたが、これを機にわたし中野京子も卒業することにしました。長い間ありがとうございました♪
どのくらい書いてきたかを振り返ってみたいと思います。
最初は毎週火曜日、「世界史レッスン」として129回も続けました。お盆とお正月しか休まなかったので、けっこうハードでしたね~
だんだん仕事が忙しくなり、月2回、「世界史レッスン~映画篇」に変更してもらいます。それも苦しくなって、しばらく前からは月1回の連載で、それでも75回やりました。ということは計204話です!
これらは幸い角川出版社さんのお勧めがあって書籍化されました♪
第1弾の単行本は2008年夏に「危険な世界史」(これは昨秋「危険な世界史~血族結婚篇」として文庫化されました)、第2弾は2011年単行本「危険な世界史~運命の女篇」。
このkidsブログが立ち上がってまもなく、コッポラの映画が公開されました。同時にわたしはツヴァイクの伝記「マリー・アントワネット」の新訳(これも角川文庫)に取り組みました。
このころはスタッフ全員の意気込みがすごくて、日本で出ているアントワネットものを全読破しよう!などという取り組みまであり、なとみさんはじめスタッフの方々がおおぜい我が家へ集まってワインを飲みながらあれこれ語り合ったのが懐かしい思い出です。
読者の方からの感想もよくいただきました。世界史レッスンは男性読者もけっこう多くて、間違いの指摘もときどき受け、とても助かったのを覚えています。
6年というのはあっという間なんだなあとしみじみしてしまいます。大変でしたが、でもとても貴重で楽しい経験でした。この仕事がなければ、自分のブログを立ち上げることもなかったと思います。なにしろ最初の1,2回はいきなり入力するやり方に慣れず、メールで原稿を送る方法をとっていました。
そんなとき、パソコン名人の友人から「ついでに自分のブログも作ればいいじゃん。かんたんよ!」と言われ、「でもわたし機械オンチだし。。。」「大丈夫。バカでもできる!」と請合ってもらい(?)、恐る恐る第一歩を踏み出したわけです。パソコンもできずに新世紀は渡ってゆけまい、と思ったこともありました。
やってみるとどうにかなるもんです。30過ぎてから苦手のピーマンが食べられるようになった時を思い出してしまいました。
というわけで、kidsは卒業いたしますが、my blog「花つむひとの部屋」はこれからも続けてゆきますのでご訪問くださいまし。
長いこと「世界史レッスン」におつきあいくださり、ほんとうにありがとうございました。そしてこれからも「ベルばらkidsぷらざ」をどうぞよろしく。 (中野京子)
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投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2012/04/10 10:00:59 世界史レッスン<映画篇> | Permalink | トラックバック (1)
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ふつうは3月が卒業の季節ですが、4月の新学期に朝日新聞ブログ「ベルばらkidsぷらざ」の「世界史レッスン」を卒業することにしました⇒ http://bbkids.cocolog-nifty.com/bbkids/2012/04/post-f6f0.html#more
何度かやめようと思いつつ、もう少しと自分に鞭打って...... 続きを読む
受信: 2012/04/10 10:34:16