フランスは夏のヴァカンス真っ只中です。
私は昨年に引き続き、アヴィニヨン国際演劇祭(Festival d’Avignon)での公演のために、南フランスのアヴィニヨンに滞在しております。
南仏に来るととにかく目を引くのが、食材の新鮮さ、美しさです。
第23回目の「私だってパリジェンヌ講座」は、パリを離れまして南仏アヴィニヨンから「今が旬・プロヴァンス産の果物を味わおう!」をお送りします。
7月14日の革命記念日以降、フランスはほとんどの地域で夏のヴァカンスに入ります。
夏のパリといったらどのようなイメージをお持ちでしょうか。
このお店もあのレストランもヴァカンスで閉まっている?
パリジャンもパリジェンヌもみんな旅行に出払ってしまって、車も少なく静かなパリ?
実はパリでは年度末の6月末ごろから9月にかけて、さまざまな催しが開かれています。
一年の終わり、ヴァカンスの始まりにうきうきして足取りも軽いパリっ子たちに混じって、短い夏のパリを楽しんでみませんか?
第22回目の「私だってパリジェンヌ講座」は、「パリの夏を楽しもう!」をお送りします。
… (09/07/06)日に日に初夏の陽気が増し、Tシャツやノースリーブ姿のパリジェンヌやパリジャンを見かけることも少なくはないパリです。
アントワネットの時代にはまだフランスに存在していませんでしたが、現在ではフランスや日本でも知名度の高い、ある食べ物の専門店が密集している地域があります。
その「ある」食べ物、夏になると食べたくなる!私なんかはそんな気持ちになるのですが、その本格派を、パリのアントワネットゆかりの地で堪能することが出来るのです。そこはルイ王朝時代、仮面舞踏会が開かれ華やかだったであろう地域なのですが、現在はそのルイ王朝のイメージとは全くかけ離れた町並みに変貌を遂げています。
第20回目の「私だってパリジェンヌ講座」は「パリでも夏はやっぱり…?アントワネットゆかりの地でカレー屋さんを巡る!」をお送りします。
… (09/05/11)桜の花びらが舞うパリ。3月末にはサマータイムにも切り替わり、風はやや冷たいものの暖かい日差しが確実に春を感じさせます。
パリジェンヌ達が分厚いウールのコートを脱いで明るい色のスプリングコートへ着替え、暖房の入った店内でカフェをすすっていたおじさんがテラスでビールを楽しみ始めるこの季節。ワインも春夏に向けて軽やかな味わいのものに模様替えをしてみませんか?第19回目の「私だってパリジェンヌ講座」は「春に向けてワインも衣替えしよう!」をお送りします。
「パンが無ければお菓子を食べればいいじゃない」とアントワネットが言ったか否かはさておき、フランスは自他共に認める世界一のスイーツ大国ではないでしょうか。
そんなフランスで開催される"Coupe du Monde de la Pâtisserie(クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティシエール)"は、各国代表のパティシエ達が頂点を競う、「スイーツのワールドカップ」です。
第18回目の「私だってパリジェンヌ講座」は少しパリを離れまして、スイーツ大国フランスの第2の都市・リヨンで開催された「Coupe du Monde de la Pâtisserie ~スイーツのワールドカップ~」のレポートをお届けいたします。
… (09/02/02)「もう鶏はコリゴリ。1年分食べたわ」。
おばあちゃんの田舎から帰ってきたパリジェンヌの友人がため息をつく、新年のパリです。
肉屋さんから漂うローストの香りは最高!自称「ムッシュー・プレ(鶏肉)」こと鶏のロースト担当のムッシュが次々と売りさばいていきます。1羽丸ごとで6.90ユーロ。ソースも付けてくれます。
食の国・フランスの年末は、ジャンパンを開けたら前菜のフォアグラ・牡蠣などにはじまり、メインには家禽類が定番です。
鶏肉だけでも、雛鳥・若鶏・去勢した脂肪分の多い鶏・肥育した鶏…など、様々な分類法があります。鶏のほかにも、鴨・ウズラ・七面鳥・ホロホロ鶏・ガチョウ・キジなど、家禽類はとても豊富な印象。特にシャポンと呼ばれる去勢した雄鶏は高級品として珍重されます。
クリスマス、大晦日とお祝いのご馳走続きのフランスの年末。鶏肉に、鴨に、フォアグラ…そんな家禽類のご馳走に飽きたら、パリジェンヌは何が食べたくなるの?
彼女とちょうどそんな話をしているときに、お肉屋さんの前を通りかかりました。「あれ、おいしそうじゃない?」と彼女が視線を向けた先にある、お肉屋さんに並んでいたちょっと変わった風景とは…?
2009年はじめの「私だってパリジェンヌ講座」は「ルイ16世も大好きだった!?ウシ年だけど豚のお話」をお送りします。
… (09/01/05)シャンゼリゼ大通りにイルミネーションが灯るようになると、もうノエル(クリスマス)も間近。
フランスのノエルは、家族や親しい人との時間を過ごすものとよく言われていて、日本と違い、とても静かです。レストランを予約したり、高価なプレゼントを交換したりしなくても、パリを歩いているとノエルの雰囲気を感じ、ふっと家族を思う――12月が近づくとそんな気持ちになります。
イルミネーションや店先のディスプレイ、教会から聞こえるオルガンやコーラス、家族でのお食事のために買出しをするパリジャンやパリジェンヌたち…あわただしさよりも温かさを感じる、そんな12月のパリをご案内します。
第16回目の「私だってパリジェンヌ講座」は、「パリの街角でノエルを感じる」。
… (08/12/02)日本のお彼岸にあたる11月1日の「諸聖人の祝日」をはさみ、パリはまた2週間のバカンス中です。夏時間も終わった10月の末から寒さがぐっと増し、町行く人たちはコートにブーツにマフラーと、すでに真冬のような重装備の今日この頃です。
冷え込む季節になると日本のお店では「おでんはじめました」なんて張り紙を目にしますが、フランスのカフェではメニューにVin chaud―ヴァンショー(ホットワイン)の文字が書き加えられます。カフェのテーブルには、ヴァンショーのグラスで手を温めながらおしゃべりに興じるパリジェンヌの姿もちらほら。
特に決まったレシピのないヴァンショーですが、秋の夜長のお供に、自分だけのヴァンショーを作ってみませんか?
第15回目の『私だってパリジェンヌ講座』は『私だけのVin chaudを作ってみよう!』をお送りします。
… (08/11/04)
どれも、パリのある下町の一角の写真です。
アントワネットが目を向けることの無かったという、庶民の生活。しかしその庶民のエネルギーが、フランスの王制にピリオドを打たせるほどの力を持ち、フランス革命という偉業を成しえたのかもしれません。
時代は流れても、パリの下町は昔と同じような活気を持った人々に溢れています。しかし、その顔ぶれは18世紀とは随分変わったものになっていると思います。
第13回の『私だってパリジェンヌ講座』は、『もうひとつのパリ』。
… (08/09/01)前回に引き続き、太陽がいっぱいの南仏アヴィニヨンからお送りしています。例年よりはやや暑さも穏やかだというものの、7月下旬は連日30度以上を記録しています。
第12回の『私だってパリジェンヌ講座』は、『アヴィニヨンで美味しいものを探そう!』をお送りします。
… (08/08/04)すっかり初夏の陽気のパリ。街角の公園や家々のバルコニーの花も、太陽の光をいっぱいに浴びて咲き誇っています。




Fin d’anne――バカロレア(Baccalauréat:フランスにおける大学入学資格国家統一試験)のニュースが流れるようになると、Fin d’anne(年度末)が来たなぁ、そろそろ夏休みだなぁ…なんて思う、今日この頃。
夏のバカンスの話なんてまだまだ早すぎるって?そんなことは無いのです。
アントワネットは「退屈するのがこわいのです」と、賭博やダンスに明け暮れていた時期がありましたが、現在のフランス人は、逆に退屈を楽しんでいるのかも…?
第10回の『私だってパリジェンヌ講座』は、「パリジェンヌのバカンスのご予定は?」をお送りします。
… (08/06/02)『まあッ!!メルシー伯!』
『なつかしいわ!なつかしいわなつかしいわ!!』
『オーストリアはどんなようす!?まい日フランス語ばかりしゃべっているので とてもきゅうくつだったの』
母マリア・テレジアの使いとしてベルサイユを訪れたメルシー伯との再会に、『キャッキャッキャッ』とはしゃぐアントワネットの描写が「ベルばら」にもありますが、私も日本からの友人知人がフランスに来ると、同じようにはしゃいでキャッキャしてしまいます。
そして「最後の夜は一緒にお食事でもしない?どこか美味しいところ予約しておいて!」なんて運びになるのですが、海外旅行も1週間近く外食が続くと、
「連日の肉・バター・生クリーム・じゃがいも攻勢に辟易」
「和食とは言わないから、少量ずつで美味しいものが食べたい」
「こっちのレストランはどれも一品一品の量が多くて、美味しくても食べ進むうちに飽きてしまうし、デザートまで胃が持たない」
「こってりフレンチはもう飽きた!」
…という意見もちらほら。
折りしもフランス版のミシュランで日本料理店が初の星を挙げたりと、本物の日本食もパリジェンヌやパリジャンに益々浸透すると同時に、日本のお酒やお酒を飲むシステムも脚光を浴びています。
ワインバーで一杯もいいけれど、日本人にとってお酒を飲むところと言えば、やっぱり居酒屋!美味しいお料理をちょこちょこつまみながら、気の合う友達同士やカウンターの店員さんと話に花を咲かせる…
そんなわけで、第9回目の『私だってパリジェンヌ講座』は、フレンチと日本の良いとこ取り『パリのフレンチ居酒屋!』をお送りします。
… (08/05/12)パリに桜が咲きました。春の嵐が続いた寒い3月が去り、ようやく少しずつ暖かくなってきています。サマータイムも始まり、夜も8時近くまで太陽が顔を出しています。

そんな桜を横目にいつもの美容室に行くと、カット前に仲良しの美容師さんがお菓子を薦めてくれました。「この近くのブーランジュリーで、ついさっき焼きたてのものを見つけたの」。

さて、それは…
… (08/04/07)「食べさせたいものがあるから今すぐうちに来て!」
知り合いのパリジェンヌからの電話で、いそいそと彼女の住むアパルトマンへ出かけた、2月のある寒い日。さて、森の香りと共に私を迎えたのは…。
さて、これは何でしょう?黒くて、丸くて、ごつごつしていて、特徴のある香りを放っています。
正解は、今が旬である「黒いダイヤモンド」と呼ばれる世界3大珍味のひとつ、黒トリュフ Tuber melanosporum。採集時期は11月から2月末までで、この季節になると旬の特別メニューとしてトリュフを扱っている高級レストランもみかけます。
ということで、第7回目の『私だってパリジェンヌ講座』は、『黒いダイヤモンドをパリジェンヌと一緒に食べる!』をお送りします。
… (08/03/03)
パリ市内某所、午前8時。気温1℃。天気は小雨。霧がかったなんとも冬のヨーロッパらしい。そんな寒い中を、食材を求めて市場でお買い物をする人の波ができています。
日本からヨーロッパ圏へ旅行に行くと、時差の関係でとっても朝早く起きてしまうことがありませんか?
パリにはいくつものマルシェ(市場)があり、朝早くから活気にあふれています。新鮮なものを求めるなら午前中には必ず行っておきたいマルシェ、早起きのお散歩途中に見かけたら、「ちょっと昔はパリジェンヌだったマダム」たちに混じってマルシェをのぞいてみませんか?
第6回目の『私だってパリジェンヌ講座』は、『早起きしてマルシェに行こう!』をお送りします。
… (08/02/04)あけましておめでとうございます。
年末年始、皆様はどんなおいしいものを召し上がりましたか?わたくし・市瀬は完全に食べ過ぎました。一番の山場は昨年12月25日の夜、フランス人のご夫妻に招待されたクリスマスディナー。なんと5時間にわたって休むことなく食べ物が出続けました。飲食は胃の容量と相談しながら計画的に。
さて、この季節、パリジェンヌたちは特にお昼時、りんご片手に齧りながら歩いています。そういえば春にはイチゴを、夏には色とりどりのあんずをいっぱい抱えては、歩きながらもぐもぐ食べている姿をよく見かけます。パリジェンヌが、甘いものやこってりしたものが好きな割には皆さんほっそりしているのも、旬の果物をたくさん食べているからかもしれませんね。
果物に限らず、パリにはその時期限定で出回っているお菓子や旬の食べ物が、フランス中から集まります。2008年は旬のものを食べること、季節を感じることでパリジェンヌのように健康的で生き生きした体づくりを心がけてみませんか?
第5回目の『私だってパリジェンヌ講座』は『パリの”旬”のカレンダーを作ろう』をお送りします。
*気候の変動により、店頭に並ぶ時期が若干ずれることがあります。またイベントの告知は2008年1月現在発表されているものです。ご了承ください。
… (08/01/07)ノエル(クリスマス)まであとわずか。
気温0℃前後の寒い寒いパリ。その中で郵便局はクリスマスカードやプレゼントを贈る特別窓口を設け、小さな商店街もささやかながらイルミネーションを灯し、子供たちは教会でキリスト生誕の馬小屋の設置を手伝い…と、街はあたたかな雰囲気に包まれています。
クリスマス、家族や親しいもの同士でのお食事に、やっぱり欠かせないのがワインです。最初はシャンパンで乾杯、それからはメニューにあわせて次々とコルクを抜き、ワイングラスに注いでいきます。
シャンパンは生産地フランスでも高価で特別なものとされています。今日のところはシャンパンはセレブなマダムやムッシューにお任せするとして、パリジェンヌとしてはお食事にあわせたお手軽な、しかしちゃんとおいしいワインを選んで楽しんでみませんか?
そこで第4回目の『私だってパリジェンヌ講座』は、『パリのワイン専門店に聞く!ノエルお勧めのワイン』をお送りします。(12月は特別に2回お届けします!)
… (07/12/20)フランスのノエル(クリスマス)は日本のお正月とよく似ていて、基本的に「家族と過ごすもの」と考えられています。24日には家族でミサを受け、翌25日にはおじいちゃんおばあちゃんも揃ってのプレゼント交換やお食事の大パーティー。このパーティーも、家庭や地方によっては、24日も25日も行う大規模なものになります。
テレビのCMや地下鉄構内の広告にシャンパンの登場回数が多くなる、またそれらに混じって胃薬や消化剤のCMが流れ出す、はたまた「アルコールの過剰摂取はあなたの健康を損ないます。お酒を断る勇気も必要です」なんていうフランス政府CMが流れると「ああ、ノエルが近いなぁ~」なんて思ったりするのです(余談ですが、このCMはアルコール中毒患者の闘病生活を30秒延々サイレントで流すという、非常に心に訴えるCMです)。
パリジェンヌは女の子ですから、お花を「贈られる」機会のほうが多いと思います。でも、おうちで特別なパーティーを開いたり、プレゼントに添えたりと、ちょっとした気取らないお花を自分でアレンジするのはお手のもの。このようなセンスは、きっと幼い頃から培われているのでしょうね。
第3回目の『私だってパリジェンヌ講座』は、食べ物の話題はひと休み。『パリのお花屋さんに聞く!パリジェンヌっぽいノエルのお花』をお送りします。
… (07/12/03)「私、恋人がいないの」
「じゃあ、チョコレートでも食べたら?」
こんな会話が交わされるほど、パリジェンヌは甘いものが大好き。曰く「チョコレートを食べると恋人がいないこともわすれちゃうわ!」。
でも、そんなパリジェンヌも毎日有名メゾンのチョコレートやマカロンばかりを食べているわけではありません。新製品をチェックしたり、お手軽なお菓子を買ったりするのは、やっぱり近所のスーパーなどが大半ではないでしょうか。
そんなわけで第2回目の「私だってパリジェンヌ講座」は『スーパーで買えるNOUVEAU(新製品)お菓子をチェックしよう!』をお送りします。
… (07/11/05)ベルばらkidsをお読みの皆さま、こんにちは。
「moi aussi, je suis PARISIENNE.(私だってパリジェンヌ)」を連載することになりました市瀬詩子と申します。


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