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2006年11月15日 (水)

出戻りファンの温故知新

「歌劇」と来年のお楽しみ

「宝塚おとめ」と並ぶもう1つのファンのバイブル、「歌劇」はどうでしょうか。
「花の道より」は小林理事長のエッセイ。ジェンヌさん達が3ヶ月代わりで綴る「えと文」、これは文字通り絵と文です。絵は仲良しのジェンヌさんが担当する事が多いようですね。現在公演中の楽屋の裏話をジェンヌさんが暴露?する「楽屋日記」など、変らないコーナーがたくさんあって、古くからのファンとしては嬉しい限りです。

実は今から楽しみなことがあります。それは新年号の事です。
私がファンだった頃(約30年前)のお正月号は、「男役」の方でも振袖でカラーを飾っていました。
トップスターの方も恥ずかしそうに振袖を着ていらっしゃる姿に嬉しいような、ちょっと寂しいような気持ちがし、ああ、やっぱり女性(おとめ)なのだなと年の初めに思ったものです。
現在はどのようになっているのでしょう?
以前の新年号はあえて見ずに、もう間もなく来年の新年号が出るのを楽しみに待っています。(雅幸姫

★   ★   ★

調査隊によるレポート

残念ながら約30年前の「歌劇」は入手できませんでしたが、1966、83、85年の1月号を入手しました。

小林公平氏によるエッセイ「花の道より」は83、85年に掲載されていますが、66年では公平氏の先代である小林米三氏のエッセイ「見たこと聞いたこと感じたこと」が掲載されています。
このエッセイは、1961年(昭和36年)から1969年(昭和44年)発行の「歌劇」に掲載されていたとのこと。)

また、振袖姿でカラー写真を飾っているのは以下の方々です。

66年(ポートレート- 14人、うち振袖姿は9人)
真帆志ぶきさん(雪)、内重のぼるさん(月)、上月晃さん(声専)、麻鳥千穂さん(花)、高城珠里さん(星)、甲にしきさん(花)、春日野八千代さん(演専)、初風諄さん、亜矢ゆたかさん。
モノクロ写真では、八島佐知さん(月)、千夏記さん(星)、富士ます美さん(星)も。汀夏子さん(雪)、大滝子さん(雪)、水はやみさん(月)、郷ちぐささん(花)は袴姿で。
・・・この号の写真はまだ単色カラー印刷でした。

83年(カラーポート- 11人、うち振袖姿は3人)
大地真央さん(月)、高汐巴さん(雪)、峰さを理さん(星)
・・・なぜか3人と少ない。峰さんの笑顔がとてもチャーミング。

85年(1月のカラー・ポート- 11人、うち振袖姿は7人、袴姿は2人)
麻実れいさん(雪)、峰さを理さん(星)、高汐巴さん(花)、剣幸さん(月)、湖条れいかさん・南風まいさん(星)、榛名由梨さん(専科)。平みちさん(雪)と大浦みずきさん(花)は袴姿です。
モノクロ写真では、条はるきさん(月)も。
・・・剣さんが少々気恥ずかしそう。

2007年1月の「歌劇」をお楽しみに待つことにしましょう!

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左から1983年(順みつきさん)、85年(大地真央さん)、66年(那智わたるさん)

(調査隊隊長ハットリ)

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今後の「温故知新」のラインアップ(予定)
「歌劇」は変わらない?
ファンクラブの今

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投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2006/11/15 11:00:00 出戻りファンの温故知新 | | トラックバック (0)

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