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2006年12月29日 (金)

エリザベートの魅力

歌声に期待高まる 《ウィーン版》ミュージカル「エリザベート」製作発表

 96年に宝塚歌劇団が初演し、大ブームを巻き起こしたウィーン生まれのミュージカル「エリザベート」。00年には東宝版も上演され、どちらも繰り返し再演される人気演目となりました。
 日本初演から11年目の07年春、待望のウィーン・オリジナル版が来日、大阪と東京で上演されます。ウィーンから関係者らを招いて行われた製作発表会では、出演者が劇中のナンバーを披露するなど、早くもウィーン本場の「エリザベート」の世界を垣間見せてくれました。

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 製作発表の場で歌われたのは、トート役のマテ・カマラス(写真右)とルドルフ役のルカス・ペルマン(写真左)による「闇が広がる」と、エリザベート役のマヤ・ハクフォートによる「私だけに」。ファンにはおなじみのナンバーが、音楽のシルヴェスター・リーヴァイのピアノにあわせ、ウィーン本場のキャストによって力強く歌い上げられると、会場は静かな興奮と本公演への期待に包まれました。

 今回の来日公演は2バージョン。3月28日に開幕する大阪公演では、ウィーンオリジナルバージョンを上演。その緻密さ複雑さで、来日は不可能とされていた本場の舞台装置を、何と梅田芸術劇場メインホールの改修を行い、可能な限り再現するとのこと。日本ではここでしか観ることができない貴重な公演となりそうです。

 続いて5月7日から行われる新宿コマ劇場公演はコンサートバージョン。舞台装置こそ同等に再現されないものの、ウィーン版のフルキャスト・フルオーケストラにより、まったく同じように物語がつづられます。歌が好きでCDを何回も聞き込んだという方は、よりじっくりと「エリザベート」の世界に浸れるのがこちらのコンサートバージョンかもしれません。また、大阪で芝居を楽しみ、東京で歌を堪能するという2つの楽しみ方も可能です。

☆来日記念コンサート
 本公演前のイベントとして、この冬、大阪と東京で来日記念コンサートが行われます。(大阪は12月19日~22日。東京は07年1月4~8日。)音楽と指揮は、会見で指揮をすることについて「ナーヴァスになっている」と語っていたシルヴェスター・リーヴァイ氏、歌はマヤ・ハクフォート、マテ・カラマス、ルカス・ペルマン。また特別ゲストとして、歴代の宝塚歌劇版「エリザベート」に出演した、宝塚OGの方々が出演します。公演前に本場ウィーンの歌声を体験するチャンスです。

☆宝塚プレシャスで「エリザベート」特集
 07年は宝塚歌劇でも雪組による「エリザベート」再演が決定、「エリザベート・イヤー」といえそうな勢いです。そこで宝塚プレシャスでは、今後、ミュージカル「エリザベート」の情報を詳しくお伝えしていきます。これまで宝塚「エリザベート」に出演された方々へのインタビューなど特別企画も予定。どうぞお楽しみに。

■《ウィーン版》ミュージカル「エリザベート」来日記念コンサート
 東京公演:2007年1月4日から8日、新宿コマ劇場
 ※大阪公演は終了しました。
 ⇒詳しくは新宿コマ劇場のHP

■《ウィーン版》ミュージカル「エリザベート」
 大阪公演:2007年3月28日から4月30日、梅田芸術劇場メインホール
 東京公演:2007年5月7日から20日、新宿コマ劇場

《関連情報》
《ウィーン版》ミュージカル「エリザベート」公演情報

投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2006/12/29 11:11:00 エリザベートの魅力 | | トラックバック (0)

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