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2007年1月 3日 (水)

榊原和子の宝塚初日&イベントレビュー

貴城けい初日会見『この公演を心を込めてつとめたい』 -維新回天・竜馬伝!/ザ・クラシック 

宙組東京宝塚劇場公演『維新回天・竜馬伝!/ザ・クラシック─I LOVE CHIPIN─』初日(1月2日)
貴城けい初日会見

 正月2日、東京宝塚劇場で、宙組の『維新回天・竜馬伝!』『ザ・クラシック』が幕を開けた。
 この2作品は、これで退団する主演コンビ貴城けい紫城るいにとって、お披露目公演であるとともにサヨナラ公演ということになる。

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 石田昌也作・演出の『維新回天・竜馬伝!』は、幕末の風雲児・坂本竜馬の短くも鮮やかな生涯を描いた日本物。破天荒なスケールの竜馬を主演男役の貴城けいが爽やかに演じている。また、その妻お竜を可憐に演じているのは紫城るい。息のあったコンビが見せる2人の出会いと愛も見せ場の1つだ。

 ショーは草野旦の作・演出による『ザ・クラシック』。天才作曲家ショパンへのオマージュとして作られたもので、数々の名曲を、格調高く、あるいはコミカルに、または幻想的に、等々さまざまな色あいで見せてくれる。背景を彩るゴージャスな装置も見どころだ。

 この日、通し稽古のあと、囲みインタビューの場に現れた主演男役貴城けいから、まず挨拶がある。
「皆さま、新年おめでとうございます。千秋楽までせいいっぱいがんばりたいと思いますので、よろしくお願いいたします」

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 続いて取り巻いた報道陣から質問が飛ぶ。

──2007年の幕開き公演ですが、観どころを。
「お正月らしい日本物で、坂本竜馬という歴史上でも人気のある人物を演じることができて、とても幸せに思っています。ショーはショパンという誰もが知っているような有名な人の、いろいろな曲にのせながら見せていきます。ショパンになるシーンもありますし、お芝居とショーとで、全然違った世界をお楽しみいただけるのがいいのではないでしょうか」

──宙組の主演として1カ月半の手ごたえと、今の宙組の魅力を。
「全員で揃ったのは大劇場公演のお稽古からなんですが、その前に博多座の『コパカバーナ』があって、それにコンサート、国体にも出ましたし、大劇場公演が始まってから『夢のメモランダム』もありまして、この短期間に宙組生と一緒に色々させていただいているので、なんだかずっと宙組にいたような─厚かましいんですが─そんな気がしてます。みんな今はじけてて、のびのびと自由に演じたり、踊ったり歌ったりしているのがわかるので、今の宙組は元気一杯のパワー溢れる組ではないかと思ってます」

──気が合っていると評判の相手役、紫城るいさんについても。
「こうして、るいちゃんと巡り会えたのは奇跡だと思うので、この出会いを大切に、一緒に時を過ごしていきたい。今一番近くにいて、一番なんでも分かり合える存在で、お互いにそうだと思うので、なんでも言い合って、よりよい舞台をお客様にお見せできるように、がんばっていきたいと思ってます」

──今年の抱負を。
「この公演を精いっぱい、健康で元気に、心を込めてつとめるということが第一で、そのあとのことはまたゆっくり考えようかなと」

──最後の公演を、千秋楽まで毎日どのように過ごそうと思っていますか。
「こうして通し舞台稽古をするのもそうですし、これまで15年間やってきて、今日で最後ということが今から出てくると思うので、それを感じながら、時間を大切にしていきたいと思います」

──ショーの曲の最後の言葉が心に沁みるのですが、あれは観客の皆さんへのメッセージですか。
「メッセージ性のある曲で、もちろん私のメッセージも含まれていますし、るいちゃんや、今回退団する他の6名の代表として歌いたいなと思ってます」

 この舞台に対する情熱と最後の公演に懸ける意欲が、言葉の端々ににじみ出る貴城けい。宙組主演としての自覚にあふれた姿勢が印象的な会見だった。
(文・榊原和子/写真・吉原朱美)

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投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2007/01/03 12:16:41 榊原和子の宝塚初日&イベントレビュー | | トラックバック (0)

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