エリザベートの魅力
水夏希 x マテ・カマラス ― 二人のトート対談(前編)
ウィーンからの来日版と宝塚版、2つの『エリザベート』公演の開幕が、いよいよ近づいてきた。ウィーン・オリジナルバージョンの『エリザベート』は、3月28日に梅田芸術劇場で初日が開く。こちらでトート閣下をつとめるのはマテ・カマラス。03年からキャストに加わり、力強い歌声と包容力のある演技が評判だ。
5月に幕を開ける宝塚雪組の『エリザベート~愛と死の輪舞(ロンド)~』で、初めての『エリザベート』トート役に挑むのは水夏希。昨年末、雪組主演男役に就任し、プレお披露目の中日公演も好調で、勢いに乗っている。
そんな2人の対談は、マテ出演の『エリザベート来日記念コンサート』が終わり、宝塚版『エリザベート』制作発表のあった日、都内で行われた。
大変お待たせしました。2人のトート対談の模様を、宝塚プレシャスインタビュー「エリザベートの魅力」で、前編、後編と2回に分けてお届けします。
水夏希 x マテ・カマラス
水 夏希。みず なつき。宝塚歌劇団雪組主演男役。千葉県出身。
93年、宝塚歌劇団入団。『BROADWAY BOYS』で初舞台。『ME AND MY GIRL』(95年)、『ロミオとジュリエット'99』(99年)、『ベルサイユのばら2001』(01年)、『ベルサイユのばら-オスカル編』(06年)を経て、雪組主演男役に就任。
07年は中日劇場公演『星影の人/Joyful!!II』(2007年2月2日~25日)でプレお披露目の後、宝塚大劇場公演『エリザベート』(2007年5月4日~)が控える。
マテ・カマラス。俳優。ハンガリー出身、ヨーロッパ全土で活躍。
外国でのデビューはウィーンのライムント劇場公演『ダンス・オブ・ヴァンパイア』。その後の主な作品・役柄に、オーストリアのローナッハー劇場上演の『F@LCO A CYBERSHOW』でアマデウス・モーツァルト、『チェス』(ノルウェー)のアメリカ人、『ウェスト・サイド物語』のトニー、『フェーム』のニック、『アッティラ』のチャバ、『GOD’S SWORD』(すべてハンガリーでの公演)、『エリザベート』ブタペスト版のトートなど。
さらに、自ら歌を作曲し、自前のロックバンドを率いての演奏活動も度々行っている。
(インタビューより)
―― トート役を演じるにあたって、作品と役柄を、お二人はどんなふうに解釈していらっしゃるのでしょうか?
マテ・カマラス 僕がまず言いたいのは、皆さんがこの公演を観なければ大切なものを失いますよ、ということです。
僕は95年に初めて観たのですが、そのときにとても感動しましたし、もし観に行かなければ人生にとって大切なことを失っていたと思います。実際、そのときに僕の人生も変わりましたから。トートを演じたいと希望を持ちましたし、出演するという夢もこうして叶いました。ですからぜひ皆さんも観劇してください。
水夏希 私は観客として観ていた時期が長かったので、自分がこの『エリザベート』に出ることへの実感は、まだまだなのですが。
でも先日、コンサートのあと、マテさんたちにお会いする機会があって、いろいろお話していただいて、とても参考になりました。“死”とという存在はどこにでもあるものだし、人によっていろいろな顔を見せる。それを演じ分けることも必要だし、それがこの舞台そのものの魅力でもあると。
―― 水さんにとってもトートというのは憧れの役でしたか?
水 最初観たときから素敵な役だなと思いました。でもトートは主役ですから、自分が演じられる機会があるとは思わずに、ただ憧れていました。
死という人間ではないものがエリザベートという人を愛してしまって追い続け、最終的にはエリザベートも死という形ですけど解放される、そういう物語性と、音楽とビジュアル、その全部に惹かれていました。
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2人のトート対談の続きは、クラブA&A内「宝塚プレシャスインタビュー:エリザベートの魅力」でお楽しみください。
日本初演から11年。ウィーンからオリジナルのスタッフ・キャストを揃え、初来日。大阪と東京、2つのバージョンがお楽しみいただけます。
ウィーン・オリジナルバージョン: 2007年3月28日~4月30日 大阪 梅田芸術劇場メインホール
ウィーン・コンサートバージョン: 2007年5月7日~20日 東京 新宿コマ劇場
主な出演:マヤ・ハクフォート、マテ・カマラス、ルカス・ペルマン 他
脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽:シルヴェスター・リーヴァイ
※詳しくは⇒宝塚プレシャス公演情報へ
2年ぶり6度目の宝塚上演は、雪組の新主演コンビ、水夏希と白羽ゆりの大劇場お披露目公演にあたります。
宝塚大劇場公演: 2007年5月4日~6月18日
東京宝塚劇場公演: 2007年7月6日~8月12日
主な出演:水夏希、白羽ゆり、彩吹真央、音月桂、凰稀かなめ 他
脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽:シルヴェスター・リーヴァイ
潤色・演出:小池修一郎
※詳しくは⇒宝塚プレシャス公演情報へ
投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2007/02/24 7:00:00 エリザベートの魅力 | Permalink | トラックバック (1)
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