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素晴らしいキャストで楽しい舞台を 紫吹淳初主演『モダン・ミリー』開幕
4月16日、東京・新国立劇場中劇場で、ブロードウェイ・ミュージカル『モダン・ミリー』が幕を開けた。
本作は1920年代のニューヨークを舞台に、田舎から出てきて玉の輿を目指す女性を描いたコメディで、元はジュリー・アンドリュースが67年に主演したミュージカル映画。舞台版は2002年にブロードウェーで初演され、その年のトニー賞6部門を受賞、今回が日本初演となる。
ミリーを演じる紫吹淳はこれが宝塚退団後初のミュージカル主演。相手役のジミーに川崎麻世、ミリーの友人ドロシーに同じく宝塚出身の樹里咲穂、ミリーが玉の輿を狙う大企業の社長グレイドンに岡幸二郎、ミリーやドロシーの下宿先の女主人ミアースに前田美波里、大物歌手マジーに今陽子と、脇を固めるキャストは実力派がそろう。
初日午後の舞台稽古のあとの囲みインタビューで、出演者らは一様に、今回のキャストの素晴らしさ、楽しく初日を迎えられる喜びを語った。また、主演の紫吹淳については、とてもチャーミングでまさにミリーそのまま、どんどん素敵な女性に変わっていっているとのコメント。紫吹とは宝塚月組以来の共演となる樹里は「(紫吹と)女同士の友情を演じるのは初めてのこと。宝塚時代から私たちを観ているファンの方には新鮮だと思う」と話した。
紫吹淳は「素晴らしいキャストに囲まれて幸せ。役を通して考えさせられたり、歌など勉強することが多い。演じる側が楽しみすぎては楽しさが伝わらない、そこがコメディの難しさだが、お客様に伝わるように、楽しみ過ぎないように演じたい。」と意気込みを話した。
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《おまけ情報》
初日の観客席には、5月に主演作『ダム・ヤンキース』を控える元星組主演男役の湖月わたるや、元宙組主演男役で、先ごろ女優として活動再開の発表があった貴城けいの姿もあった。2人が嬉しそうに挨拶を交わす姿に、会場から拍手が送られていた。
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投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2007/04/17 19:52:22 公演情報エトセトラ | Permalink | トラックバック (0)