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2007年5月18日 (金)

公演情報(宝塚歌劇)

妖しく美しい春野寿美礼の光源氏に期待 『源氏物語 あさきゆめみしII』制作発表

(※内容に一部記述の間違いがあり、訂正しました。5/21)

 梅田芸術劇場メインホールで7月7日より開幕する宝塚歌劇花組公演『源氏物語 あさきゆめみしII』の制作発表会が、5月16日、大阪市内のホテルで行われました。
 主役の光源氏をつとめる春野寿美礼、紫の上と藤壺の2役に挑戦する桜乃彩音、宝塚歌劇オリジナルキャラクター刻の霊(ときのすだま)役の真飛聖、頭の中将の壮一帆らが出席し、作品・役への意気込みを語るとともに、劇中の歌を披露しました。

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 『源氏物語 あさきゆめみし』は、「源氏物語」ブームを巻き起こした大和和紀の劇画『あさきゆめみし』をミュージカル化、愛華みれ主演の花組で2000年に初演され、大きな話題を呼んだ作品です。舞台上演だけでなく、NHKで愛華、匠ひびき、大鳥れいらが出演したドラマ版を制作・放映するなど、意欲的な試みが行われた作品でもありました。(「出戻りファンの温故知新:嬉しい再演イヤー」参照)

 今回、梅田芸術劇場で上演される『源氏物語 あさきゆめみしII』は、単なる再演ではありません。前作を手がけた宝塚歌劇団演出家の草野旦が新たな場面を書き下ろし、『源氏物語』の世界をより深く掘り下げます。また、フィナーレ場面が追加され、さらに華やかな音楽性豊かな作品として生まれ変わるとのこと。新曲も追加され、春野寿美礼のつややかな歌声がじっくり味わえるミュージカル色豊かな作品になりそうです。

070518asaki2_1 制作発表会では、宝塚歌劇団理事長の小林公一が、『源氏物語 あさきゆめみしII』は、洋楽で和モノを演じるという宝塚歌劇団ならではの作品であり、そうした作品を梅田芸術劇場という宝塚以外の劇場で上演することの意義や、春野寿美礼演じる妖しく美しい光源氏への期待を語りました。

 前作に引き続き脚本・演出を手がける草野旦は、この作品が再び上演の運びとなり、日の目を見ることが出来て嬉しいと語りました。
 前作と異なる点として、まず物語について、初演では「源氏物語」後半―須磨以降―を描いたのに対し、それよりも前、まだ幼少の光源氏から始まるということ、また今度の作品では、藤壺は登場しない予定だったが、紫の上との二役で桜乃彩音が演じるということを挙げました。
 フィナーレ場面や新しい楽曲が追加されたことで、作品全体の雰囲気は初演よりさらに華やかになり、いわば「よりミュージカル化」されていると語りました。
 今回、新たに追加されるフィナーレは洋風のショーということで、振付は羽山紀代美が担当。豪華絢爛な和モノの世界とどう調和させるか、ビジュアルをどうするか、など、今まさに練りあげているというようでした。

070518asaki3  憂いを帯びたまなざしがまさに光源氏にふさわしい花組主演男役の春野寿美礼は、光源氏という役は、これまで多くの宝塚歌劇の先輩方が演じてきた役であり、それを演じることができて嬉しいと語りました。
 光源氏の女性遍歴についてどう思うかと聞かれると、なかなか理解することは難しいが、言ってみれば『母を恋う』ということではないか、さまざまな女性に母の面影を求めていった結果の遍歴ではないかと思うと語り、「いらいらさせないように、てきぱきと演じます」とコメントしました。

 その光源氏が母の面影を見出し、深く愛した女性・紫の上と藤壺の二役に挑戦する桜乃彩音は、この2人をどう演じ分けるかという質問に対し「年齢も違うし、源氏への愛の形もまったく違うと思う。そこをしっかりと演じられるようにがんばりたい」と答えました。

 初演では春野が演じた刻の霊(ときのすだま)を、今回は真飛聖が演じます。また、源氏の友人・頭の中将は初演の新人公演でも同役だった壮一帆が演じます。それぞれ因縁もある役ですが、しっかりと取り組んでいきたいと語りました。

070518asaki4_1 質疑応答の時間では、記者たちから作品の内容や演出に関わる深い質問が次々と飛び出しました。演出の草野旦とのやり取りも面白く、この作品への大きな期待が感じられました。

 最後に、劇中の歌が2曲披露されました。まず桜乃、真飛、壮の3人が「あさき夢」を歌い、そして春野が新曲の「ああ、紫よ」を歌い上げました。

 『源氏物語 あさきゆめみしII』は、7月7日から23日まで、大阪の梅田芸術劇場メインホールで上演されます。高貴な役柄が本当に似合う春野寿美礼『黒蜥蜴』で大人の女性も演じ、役の幅を広げつつある桜乃彩音、制作発表会場のある記者いわく「人間でない役をやらせたらピカイチ」の真飛聖(本人は「あまりそういう役はやっていないが、そう思ってもらえたら嬉しい」と答えていました)、そして昨年の雪組全国ツアーで誠実なアンドレを演じてファンを増やし、異動した花組でも活躍する壮一帆らを中心とした花組選抜メンバーと専科の2人で、絢爛豪華な王朝ロマンがどのように繰り広げられるか、今から楽しみです。

梅田芸術劇場公演
宝塚ミュージカル・ロマン「源氏物語 あさきゆめみしII」


期間:2007年7月7日(土)から23日(月)
場所:梅田芸術劇場メインホール(⇒劇場のHP
⇒詳しくは「宝塚プレシャス公演情報」をご覧ください。

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投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ  2007/05/18 23:44:51 公演情報(宝塚歌劇) | | トラックバック (1)

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