エリザベートの魅力
美々杏里さん ― ゾフィーの悲しさを持ちながら
元宝塚の名エトワール・美々杏里さんが、宝塚プレシャスインタビュー「エリザベートの魅力」に登場します。
(インタビューより)
―― 美々さんは宝塚時代に、『エリザベート』は3つの公演に参加されたんですね。
そうなんです。96年の雪組初演の頃、私はまだ星組にいたのですが、組替えで雪組に行くことになって、6月の東京公演から参加することになりました。宝塚大劇場だけで退団されたかたが何人かいて、そのかたたちのところに入ったんです。役は女官とか各国の美女とか、親戚の叔母とかいろいろやりました。そうそう、「夜のボート」で後ろのベンチに座っているお婆ちゃんもやりました。
―― 素晴らしい作品にいきなり入るのは、なかなかプレッシャーですよね?
まだ雪組が大劇場公演のお稽古中でしたから、とにかく観なくてはと思いました。雪組の組長さんからも「大変な作品だから、とにかく稽古場に観にいらっしゃい」と。
やはり圧倒されました。音楽の素晴らしさも感じましたし、一路真輝さんの退団公演でしたから、雪組の全体の息込みもたいへんなもので、団結力というものを目の当たりにしました。そんな中にあとから入るのですから、本当に必死。歌も動きも、まず自分なりに出来ていないと稽古場で足手まといになるので、まず譜面や動きを雪組公演のビデオを見て、全部覚えていきました。
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自身が最後に演じた大役ゾフィーについて、一路さん、姿月あさとさん、彩輝なおさん、それぞれのトートの違いや、名エトワールならではの歌への思いなどのお話を伺いました。インタビューの全文は「宝塚プレシャス」でご覧いただけます。あわせて動画メッセージもお楽しみください。
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2年ぶり6度目の宝塚上演は、雪組の新主演コンビ、水夏希と白羽ゆりの大劇場お披露目公演にあたります。
東京宝塚劇場公演: 2007年7月6日~8月12日
主な出演:水夏希、白羽ゆり、彩吹真央、音月桂、凰稀かなめ 他
脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽:シルヴェスター・リーヴァイ
潤色・演出:小池修一郎
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投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2007/07/14 7:00:00 エリザベートの魅力 | Permalink | トラックバック (0)