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2007年9月25日 (火)

男役の行方~正塚晴彦の全作品

アンダーライン

アンダーライン
花組公演 1983年11~12月 宝塚バウホール
主な配役
レナード・バレル…大浦みずき
ナタリー…秋篠美帆
ブライアン…なかいおり
刑事フィリップ・モロウ…瀬川佳英
ハルトシュタイン…柊和希
フェイ…由梨かおる ほか
作曲・編曲:寺田瀧雄
作曲・編曲:高橋城
振付:謝珠栄
装置:大橋泰弘
衣装:任田幾英
照明:今井直次

 バウホール第3作、1983年の花組『アンダーライン』では、大浦みずきがレナード・バレルというハードボイルドタッチの私立探偵を演じる。舞台は1955年頃のロサンゼルスに設定されている。するとハードボイルド作家レイモンド・チャンドラー後期の長編『長いお別れ』(1954年)、『プレイバック』(1958年)と時間・場所が重なり合う。

 レナードはリンダという家出娘の両親から彼女の捜索を頼まれ、エクセレンスモデルクラブで働いているところを突き止める。しかしモデルクラブのオーナー、ブライアンが警察を通じて、捜索から手を引くように圧力をかけてきて、当の娘も殺されてしまう。

 ブライアンは町の名士で、金の力で市政と警察に顔を利かせていた。

 秋篠美帆のナタリーという若奥様風の女性が、レナードの事務所に5万ドルの大金を持って現れるところから、物語は本筋に入っていく。彼女はその金をスティーブ・ギャレットというUCLAの学生に渡してほしいという。そこへブライアンの手下たちが踏み込み、レナードを殴り倒してナタリーを連れ去る。

 彼女は故意か偶然か事務所に一冊の詩集を残していった。そのなかにアンダーラインを引いた個所がある。題名はここから取られた。「お歩き/もう少し/私の苦痛よ/もう少し」

☆        ☆    (後略)  ☆      ☆

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正塚晴彦作品リスト
はじめに~宝塚の新しい時代に向かって
暁のロンバルディア―愛が蘇るとき―
イブにスローダンスを

投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2007/09/25 11:09:29 男役の行方~正塚晴彦の全作品 | | トラックバック (0)

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