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2007年9月 8日 (土)

プレシャスインタビュー

日生劇場公演『Kean』主演・轟悠さん(後編)-狂気と天才

Stodoroki0144  轟悠さんインタビューの後半も引き続き『Kean』のお話を伺いました。役者としてのあり方や稽古への姿勢が天才役者キーンと重なります。どうぞお楽しみに。

(インタビューより)

―― 轟さんは、舞台の役をふだんも引きずるほうですか?
 私、どっちなんでしょうね? なりきるという意味では引きずっていると言えるかもしれません。

 「小林一三没後50年スペシャル」というイベントで、『恋に破れたるサムライ』という芝居をしたときのことですが、安蘭けいに谷正純先生がいろいろな注意を話されていて、その光景を見ながら、私はずっと自分の芝居を頭の中で見ていたんです。そういう時って話しかけられても気づかないんですよ。谷先生には「あ、また自分の世界に入ってたな」と言われましたが(笑)。
 谷先生は私のクセなどをわかってくださる先生ですから安心です。お互いに言いやすいというと生意気ですが、聞きたいことを恥ずかしがらずに聞けるし、知らないことは知らないと言える。今回も遠慮なくいろいろお聞きしたいなと思っています。

―― キーンという役は、サルトル版の副題が「狂気と天才」と付くように、狂気を内側に持っているそうです。そういう点では轟さんは、初演の『エリザベート』のルキーニの狂気で大きな評価を得ていますね。
 あの役は、なんにも考えずに楽しく演じていました(笑)。あの舞台稽古ほど演出の(小池修一郎)先生に放っておかれたことはありません。「すみません、私は?」と聞くと、「あ、何の問題もない」と言われて。本当に好き勝手に動いていました。

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 インタビューの全文はクラブA&A「宝塚プレシャス」でご覧いただけます。

宝塚歌劇星組日生劇場公演
ミュージカル 『Kean(キーン)』


Lyrics and Music by Robert Wright and George Forrest
Book by Peter Stone
Based in the comedy by Jean-Paul Sartre,
adapted from the play by Alexandre Dumas
作詞・作曲/ロバート・ライト
同/ジョージ・フォレスト
脚本/ピーター・ストーン
潤色・演出/谷正純
翻訳/青鹿宏二

期間:2007年9月1日(土)~9月23日(日)
場所:日生劇場(⇒劇場のHPへ
※詳しくは⇒宝塚歌劇公演案内へ

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投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2007/09/08 7:00:00 プレシャスインタビュー | | トラックバック (0)

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