中本千晶のヅカ★ナビ!
《初級編》カンゲキの品格
そんな時流に乗って、今回は観劇における「品格」について考えてみましょう。
私が思いつく、観客席で品格のない人ワースト10はつぎのような人たちである。
1)カメラやビデオでの撮影、録音をこっそりやる人。
これはまったくもって論外! 最近は千穐楽や新人公演など稀少公演の映像もDVDや「タカラヅカ・スカイ・ステージ」で観ることができるのだから、ちゃんとお金を払ってそちらで楽しみましょう。
2)携帯の着信音を鳴らしてしまう人。
舞台上まで聞こえてしまい、役者さんの集中力にも影響することもあるそう。最近は「圏外」になる客席も多いけれど、日本青年館などの古い劇場は要注意。
3)お弁当などのビニール袋から品物を出し入れするとき、シャカシャカと音をさせる人。
じつはこれ、周囲の人にはものすごく迷惑! とくに、静かなお芝居のときに平然と音をさせる無神経な人は最悪(しかも、こういう人に限って睨んでも一向に気づかない)。
4)椅子から身を乗り出して観劇する人。
後ろの席の人が観づらくなって迷惑。つい身を乗り出してしまいたくなる気持ちはわかるんだけど・・・。
5)隣の席の人とずっとおしゃべりをしている人。
「あの右から×番目で踊ってるのが○△ちゃんよ!」なーんて。1回ぐらい囁くのならいいけれど、場面が変わるたびにぺちゃぺちゃ・・・なーんていうのはご勘弁を。
6)上演中も音をたてて飲食を続ける人。
宝塚大劇場・東京宝塚劇場ともに客席での飲食は可能。でも、あくまで休憩時間内に済ませて欲しいもの。
7)客席のひじ掛けを無遠慮に占領してしまう人。
ヤセ気味の私は、ひじ掛け占領合戦にはいつも負けてしまいます。ひじ掛けは譲り合いながら使用するのが気持ちいいと思います。
8)無意味に髪を高く結い上げてくる人、帽子をかぶったままの人。
これも、後ろの人は観づらい。アフロヘアーの人が前の席に座ったりしようものなら、てっぺんをハサミで切りたい気分に駆られます・・・。
9)いびきをかいて寝ている人。
上演中の睡眠は禁止されていませんが、いびきは周囲の人の迷惑です。
10)贔屓のスターが登場したときだけ異様に大きな音で拍手を送る人。
ご贔屓さんを応援したい気持ちはわかるけれど、それ以外の人には知らんぷりというのは感じワルイ。かえって、ご贔屓さんの評判まで落としてしまって逆効果では?
この類の人に出会うと、こちらも困ってしまう。
「注意すべきか、せざるべきか・・・それが問題だ」(ハムレット風に)
注意して逆ギレされてしまうのも怖いけど、注意することで、かえってその人の楽しい時間を台無しにしてしまうのも申し訳ない。
小心者のヅカファンは、そこで頭を悩ませるわけだ。
宝塚大劇場で、ショーが始まってもみんなでガヤガヤとお弁当を食べている団体客を見かけたことがある。そのときはムッとしたけど、フィナーレのラインダンスのときに皆で楽しそうに手拍子をしている姿をみると何となく許せてしまったり。
客席もまたその舞台空間をつくっている構成要素のひとつ。
どうせなら、舞台からも素敵にみえる観客でありたい。
客席のマナーとノリがよければ、演じる側も気分がいいから舞台にも熱がこもる。そうすれば結局、観劇も二倍楽しめるというもの。
プラチナチケットをゲットしたり、お高い洋服を身につけて客席に座るだけが能じゃない、劇場空間では「品格ある観劇」こそがセレブへの第一歩なのです!(中本千晶)
☆ステップアップのための宿題☆
小さな子連れの人や、風邪で咳き込みそうな人は通路近くの席の人とチェンジしてもらっておくと、いざというときにすぐに外に出ることができるので、他のお客さんに迷惑がかかりません。
投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2007/09/28 11:00:00 中本千晶のヅカ★ナビ! | Permalink | トラックバック (0)
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