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2007年10月23日 (火)

男役の行方~正塚晴彦の全作品

BLUFF(ブラフ)-復讐のシナリオ-

BLUFF(ブラフ)-復讐のシナリオ-
月組公演
1990年10月 宝塚バウホール
主な配役
ドノヴァン…久世星佳
シャロン…麻乃佳世
メンデス…波音みちる
アイリーン…蘭玲花
ロジャー…いつき吟夏
キティ…花丘美幸 ほか
作曲・編曲:寺田瀧雄
作曲・編曲:高橋城
振付:謝珠栄
装置:大橋泰弘
衣装:任田幾英
照明:沢田祐二

 バウホール第6作、1990年月組の『BLUFF(ブラフ)-復讐のシナリオ-』は、ハードボイルドタッチのサスペンスという点で、『アンダーライン』の系譜に属している。

 この作品は1973年のアメリカ映画、ジョージ・ロイ・ヒル監督『スティング』を下敷きにしている。

 映画では詐欺師グループが私設場外馬券売り場を作り、巧みにマフィアのボスを誘い込むことになっている。初めは彼を勝たせ、最後に大金をつぎ込ませる。そこへFBIが踏み込んで銃撃戦になり、ボスは金を置いて逃走する。FBIも詐欺師の一味で、銃撃は空砲。撃たれた連中は迫真の演技で死んだふりをしたのだった。

 舞台は私設場外馬券売り場をダイヤモンド製造の研究室に変えただけで、後は同じ展開になる。マフィアのボスは本物のダイヤモンドを基にすれば、本物と同じダイヤを大量に作り出せると聞かされて、ありったけのダイヤを持ち込み、すべてだまし取られる。

 サスペンスの仕掛けは映画から借りているが、舞台の関心は別のところにある。

☆        ☆    (後略)  ☆      ☆

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 『男役の行方~正塚晴彦の全作品』はブログ『宝塚プレシャス』でその一部を紹介し、全文はアサヒ・コム プレミアム「ベーシックパック」の『宝塚プレシャス』でお読みいただけます。

正塚晴彦作品リスト
はじめに~宝塚の新しい時代に向かって
暁のロンバルディア―愛が蘇るとき―
イブにスローダンスを
アンダーライン
テンダー・グリーン
パペット―午前0時の人形たち―
WHAT'S THE TITLE…!

投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2007/10/23 11:22:17 男役の行方~正塚晴彦の全作品 | | トラックバック (0)

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