プレシャスインタビュー
高嶺ふぶきさん ― 男でも女でも演じる楽しさは
高嶺ふぶき
たかね ふぶき。女優。京都府出身。
1983年、宝塚歌劇団入団。『春の踊り/ムーンライト・ロマンス』で初舞台。
宝塚歌劇ニューヨーク公演『雪乃丞変化』(94年)、『エリザベート』(96年)等を経て、同年『虹のナターシャ/La Jeunesse!』で雪組主演男役に就任。
97年、『仮面のロマネスク/ゴールデン・デイズ』を最後に退団。
以後、女優として活躍。退団後の主な舞台に 『ヴィクター・ヴィクトリア』(97年)、『花のうさぎ屋』(98年)、『お気に召すまま』(99年)、『ハウ・トゥー・サクシード』(00年)、『長崎ぶらぶら節』(01年)ほか多数。
テレビ番組『金色の翼』(東海テレビ・フジテレビ系列)出演(07年7月~9月放送)。
10月11日より青山円形劇場で上演中の『コースター』に出演中。
(インタビュー前半では、初演の『エリザベート』で演じたフランツ・ヨーゼフのお話や、宝塚時代、男役としてのスタンスなどを伺いました。ここでは、現在、上演中の『コースター』についてのお話を紹介します。)
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―― さて今回の『コースター』ですが、キャストがバラエティに富んでますね。
私が所属している事務所の企画公演なんです。私の役はファミレスの本部からきたマネージャー。キャリアウーマンで、すごく年下の金子貴俊くんに思いを寄せてもらえるみたいですから嬉しいです(笑)。娯楽作ですから、観て楽しかったという気持ちになれる作品だと思います。
―― 主演の西村雅彦さんと、これまでお仕事は?
同じ事務所なんですよ。これが2回目かな。あとはラジオで共演したこともあります。
―― 独特の間(ま)のある人でしょう?
天才です! 微妙な間が面白くて、でも、そのなかで何か考えているのがわかるんですよ。それに対してこちらもリアクションしたくなってくる、それが楽しいんです。
―― リアクションできる高嶺さんもすごいですね。
どうやらボケようとしてるから突っ込んであげようかなとか(笑)。なんとなくわかるんです。ふだんから話したりする機会があるからなのでしょうが。
でも役者さんとしては、すごくストイックで、客席の空気で演技を変えるなんてことはないんですよ。いちばんベストと思われることを、どんなときでもきちんと維持していく。今日初めて観た人にベストを見せたいと思ってやっているのがわかるんです。
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キャスト:西村雅彦、金子貴俊、保田圭、東根作寿英、高嶺ふぶき、中山夢歩、モロ師岡、峰岸徹
作:金子茂樹
演出:大江祥彦
《東京公演》
期間:2007年10月11日(木)~21日(日)
場所:青山円形劇場(⇒劇場のHP)
お問合せ:チケットスペース03-3234-9999
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投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2007/10/16 10:19:08 プレシャスインタビュー | Permalink | トラックバック (0)