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2007年10月30日 (火)

男役の行方~正塚晴彦の全作品

ロマノフの宝石

ロマノフの宝石
花組公演
1989年6~8月 宝塚大劇場
主な配役
ゲリラの男/オスカー(2役)…大浦みずき
ベルガー大尉…朝香じゅん
ソフィア…ひびき美都
アンジェロ…瀬川佳英(東京公演では安寿ミラ)
ワルター伯爵…宝純子
ワルター伯爵夫人…北小路みほ
フォン・ブラウン…三矢直生 ほか
作曲・編曲:吉崎憲治
作曲・編曲:高橋城
振付:謝珠栄
装置:大橋泰弘
衣装:任田幾英
照明:勝柴次朗

 1989年の花組大劇場公演『ロマノフの宝石』は、1930年代ヨーロッパの、とある国が舞台になる。この国は隣国のファシスト政権に占領されている。

 もっとも、具体的な政治状況を追うのではなく、全体としては、そういう困難な状況の中でふと花開いた夢物語である。

 プロローグで、反ファシスト闘争のリーダー「ゲリラの男」がサーカス小屋に逃げ込み、小道具を収納する大きな箱の中に隠れる。

 するとサーカス一座の花形、魔術師のオスカーが下手花道に迫り上がってきて、1つの物語をつづり始める。

 大浦みずきが早替わりでこの2役を演じる。それは「ゲリラの男」が夢の中でオスカーになったということである。あるいは逃げてきたのが初めからオスカーという名前の男だったとも考えられる。いずれにせよすべては「ゲリラの男」が箱の中で見た夢にほかならない。夢で魔術師になったところに、彼の切ない願望が隠されている。

☆        ☆    (後略)  ☆      ☆

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 『男役の行方~正塚晴彦の全作品』はブログ『宝塚プレシャス』でその一部を紹介し、全文はアサヒ・コム プレミアム「ベーシックパック」の『宝塚プレシャス』でお読みいただけます。

正塚晴彦作品リスト
はじめに~宝塚の新しい時代に向かって
暁のロンバルディア―愛が蘇るとき―
イブにスローダンスを
アンダーライン
テンダー・グリーン
パペット―午前0時の人形たち―
WHAT'S THE TITLE…!
BLUFF―復讐のシナリオ―

 

投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2007/10/30 10:20:01 男役の行方~正塚晴彦の全作品 | | トラックバック (0)

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