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2007年10月16日 (火)

男役の行方~正塚晴彦の全作品

『WHAT'S THE TITLE…!』

WHAT'S THE TITLE…!
星組公演
1987年5月 東京五反田・ゆうぽうと 簡易保険ホール
1987年8月 宝塚バウホール
主な配役
シフレディ(宇宙人)…峰さを理
アントン…夏美よう
ボス・カステラーノ…あづみれいか
レティシア…毬藻えり
瀬川佳英・詩季なな帆 ほか
作曲・編曲:寺田瀧雄
作曲・編曲:高橋城
振付:名倉加代子
装置:大橋泰弘
衣装:任田幾英
照明:沢田祐二

 バウホール第5作、1987年の星組『WHAT'S THE TITLE…!』は、トップ峰さを理を送り出すリサイタルである。5月に東京のゆうぽうと簡易保険ホールで初演され、8月にバウホールで再演された。彼女はこの年11月の東京宝塚劇場公演『別離の肖像』で退団する。

 そういう舞台なので、この名歌手の歌をたっぷり聞かせるのが、公演の趣旨である。実際、2幕構成の内、第2幕では、彼女が独りで観客に語りかけながら、これまでに歌ってきた数々の曲を深い情感をこめて歌い継ぎ、観客を魅了した。

 それでも単なるヴァラエティショーにならず、全体として17人のキャストによる1つのドラマが形作られていて、そこに正塚晴彦らしさが現れている。

 峰は宇宙人の役である。この人(この地球外生命体)をリーダーに、大勢の生命体が「ヴォイス・エナジー」のハーモニーをパワーにして宇宙空間を航行していたが、トラブルが生じる。リーダーは他の全員を救って、自分独り地球に落ちる。そこは多分禁酒法時代のニューヨークの街角のハンバーガー屋台の屋根の上である。

☆        ☆    (後略)  ☆      ☆

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 『男役の行方~正塚晴彦の全作品』はブログ『宝塚プレシャス』でその一部を紹介し、全文はアサヒ・コム プレミアム「ベーシックパック」の『宝塚プレシャス』でお読みいただけます。

正塚晴彦作品リスト
はじめに~宝塚の新しい時代に向かって
暁のロンバルディア―愛が蘇るとき―
イブにスローダンスを
アンダーライン
テンダー・グリーン
パペット―午前0時の人形たち―

投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2007/10/16 12:27:43 男役の行方~正塚晴彦の全作品 | | トラックバック (0)

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