榊原和子の宝塚初日&イベントレビュー
CDエピソードから正月公演の話題まで 「AQUA5」スペシャルトーク&ソング
このイベントはヴィーナスフォート恒例の降雪祭「Snow Wish 2007」開催の一環として行われたもので、12月2日まで、「Holy Night with TAKARAZUKA」展も開催されている。
レストラン「イルフォルノ」は「AQUA5 cafe」に一時的にイメージチェンジ、中ではビデオクリップを流したりスナップ写真の展示もあったりと、AQUA5な空間に。またブロードアベニューには、まもなく退団する花組主演男役の春野寿美礼が着用した華やかな衣装やパネル、また11月28日発売のCD「CHRISTMAS PRESENT」のレコーディングをする各組スターたちの写真パネルなどが展示されている。
当日の参加ファンは約1000人で、11時のヴィーナスフォート開館前から入口には列が続いた。
イベント用の会場は、2階エントランスの奥にある教会広場。高い天井には青空と雲が描かれ、重厚な扉の上には聖者の彫刻が立っていて、なかなか雰囲気のあるスペース。観客エリアは80のプレミアム席(特設店舗でグッズ3000円購入ごとに抽選)と、その後ろに約250人くらいの立ち見スペース。この立ち見スペースが先着順ということで、徹夜組も現れた。
両側のレストランも客席と同じ扱いになっていて、こちらもすでに予約で満席。4500円のランチを食べながらイベントウォッチできるという点では、このレストラン席はなかなかお得。広場の見える3階エントランスや両側の喫茶やレストランからもギャラリーが鈴なりになって見下ろしている。
イベントは12時45分から始まった。まず司会者がこのイベントの概要とAQUA5のプロフィールを紹介、「では、AQUA5どうぞ」という声に会場からは大きな拍手が巻き起こり、真ん中の扉から5人が飛び出してくる。
「みなさん、こんにちは、AQUA5です」という水夏希の言葉に続いて、それぞれ自己紹介。私服らしい黒のシャツやブラウスに黒ジャケット、ジーンズ姿がかっこいい。
イベントの最初は、広場入口に5人が移動しての降雪祭のセレモニー。カウントダウンとともに、天井から降り注ぐ白い粉雪、白とブルーのイルミネーションのなか、粉雪を浴びるAQUAの5人の笑顔が輝いている。
☆ ☆ ☆
再び拍手に迎えられてステージ上にAQUA5が戻ると、トークショーが始まった。
──先ほどのセレモニーはいかがでしたか?
水「まだ11月ですけど一瞬にしてクリスマスみたいになりましたね」
彩吹「テレビでは見たことがあったんですが、生で見たのは初めてで綺麗でした」
音月「素敵でした、すごく」
彩那「私にとって初雪なので」
凰稀「私は冬が好きなので、優雅に舞う雪を見られて嬉しかったです」
──クリスマスの思い出があれば?
水「だいたいお稽古中だったりすることが多いので、みんなでお祝いすることが多いんです。今年ももちろんお正月公演に向けてばりばりお稽古中ですから、みんなでフライドチキンなどを囲みながら盛り上がりたいなと」
4人「うんうん」とうなずく。
──クリスマスCDといえば「CHRISTMAS PRESENT」も28日に発売されますが。
水「私は、えーーーーと(笑)、2曲歌ってまして1曲ソロであと1曲は各組の主演のかたと」
彩吹「私も1曲ソロとあとは同期の霧矢大夢など6名で歌わせていただいています」
──この期間中にヴィーナスフォートでもBGMで流れますので。さて『TIME TO LOVE』ですが、最初に楽曲をいただいたときの感想はいかがでした?
水「宝塚チックではない曲だなと思いました」
──レコーディング中のエピソードなどありましたら。
水「ものすごく練習しましたね。 『エリザベート』の稽古中(6月)からしましたから」
彩吹「全員が違うパートを歌ってて、自分のパートを責任持ってがんばらないといけないので、みんなダビング寸前までキーボードを離しませんでした」
水「でも楽しかったね。初めての経験で」
──DVDにはその和気あいあいのお宝映像も入っているようですね。8月の世界陸上開会式で世界中に生中継されたことについては、いかがでした?
水「舞台とはまた違うすごい広い空間でしたから、緊張しました」
凰稀「世界中のアスリートのかたがたへの応援歌になればいいな、とともに自分たちも楽しんでいきたいと思ってました」
水「ものすごい暑い季節でね。真夏だったので、リハーサルがすごい暑かったことも忘れられないです」
──そんな『TIME TO LOVE』は「六甲のおいしい水」のCMソングにもなって、その撮影エピソードなどがあれば?
(このときテーブル脇にいた凰稀からボトルが、音月、水へとみごとにリレーされ、観客から大きな拍手が。)
水「たいへんでしたね。それこそ初めての経験だったので」
凰稀「私が最初に撮影されることになって、いつも上級生をお手本にしていたのに、私からなんて、いったいどうなるんだろうと思いました。でも楽しかったです」
水「私たちはそのテル(凰稀)を見ながら、なるほどと思って参考にしました(笑)」
──「六甲のおいしい水」はAQUA5パッケージが人気ですが、これをお店で見たときの感想は?
水「ここ(パッケージ)にいる私がこの(自分を指さす)私と同一人物だと、いま店内にいるかたにわかっているかなと(笑)」
彩吹「私の行ってるコンビニにはまだ売ってないので、あるお店に行ってみようと思ってます」
──お正月公演(「君を愛してる/ミロワール」)のCMも水夏希さんの1人バージョンをはじめたくさんあるとか?
水「20種類くらい撮りました。短いんですけど。
面白かったのはですねー、オウムちゃんとの共演のぶんで、なかなかタイミングが合わなかったんです。頭下げちゃったり、スタートっていうと動いたり、何パターンも撮り直して」
──みなさん動物はお好きなんですか?
水「好き?だよねー(笑)」
一同うなずく。
──このヴィーナスフォートでも5パターンが見られますので。そのお正月公演ですが、見どころは?
水「お芝居(「君を愛してる」)は、お正月らしく明るくてハッピーで、心温まるストーリーで、最後ちょっとホロッとするような作品です。
ショー(「ミロワール」)はフランス語で“鏡”という意味で、いろいろ鏡や水にまつわる場面が出てきます。ちょっとコメディチックな場面もあるかな?みたいな。盛りだくさんですので楽しみにしていてください」
このあと、いよいよ『TIME TO LOVE』の生ライブ。いったん引っ込んだAQUA5は、扉から再び登場、後ろ向きにポーズを決める。前奏が始まり、凰稀かなめ、彩那音、音月桂、彩吹真央、水夏希の順で歌い継いでいき、やがて全員のハーモニーで歌いあげる。客席も手拍子で盛り上げて、会場は一気にコンサートモードに。歌い終わった5人に盛大な拍手が送られる。
☆ ☆ ☆
──ショー『ミロワール』で、また新しい曲が提供されたということですが。
水「はい、『TIME TO LOVE』に引き続きましてゴスペラーズの安岡さんに作詞していただき、北山陽一さんに作曲していただいた『AQUAの地球(ほし)』 、これはお正月発売されます主題歌CDに入ってますので、よろしくお願いいたします」
──『AQUAの地球』は覚えやすい曲だとか。
水「3回目には歌えるみたいな(笑)」
彩那「3回聞いたら覚えられます」
彩吹「ショーのほうでは、『TIME TO LOVE』のボレロバージョンを踊りますので」
水「黒エンビです」(観客大拍手)
水「ショーのプロローグで一瞬だけ5人になるんです。並んだらAQUA5って感じで、最後5人で決めたら、みんながヒューヒューって喜んでくれて(笑)」
──凰稀さんあまりしゃべってないですよね。
凰稀「上級生がちゃんとしゃべってくださるんで」
彩吹「一番下のパートの担当ですね」
凰稀「一番下のミとか、なかなか難しいですが、音取りを」
──さて『AQUAの地球』はショー・バージョンとCDバージョンは違うのですか?
水「ショー・バージョンと?」
彩吹「はい、違います。舞台も見ていただいて、CDもぜひ買っていただければ」
水「(笑)、はいはい、そうなんです」
──最後にこのイベントの感想をぜひ。
凰稀「ここは初めてきたのですが、こんな素敵なところのイベントに参加でして嬉しかったです。AQUA5もまだまだ活動していくと思いますので、これからもよろしくお願いいたします」
彩那「初雪、嬉しかったです。これからも舞台のほうでもAQUA5でもがんばります。よろしくお願いいたします」
音月「今年は温かい日が続いていましたが、今日は雪を見られてよかったなと思います。こんな近くでお客様の前で歌うので緊張しましたが、とても楽しかったので、これからもよろしくお願いいたします」
彩吹「こんなふうにライブで『TIME TO LOVE』を歌うのは、世界陸上ぶりというか久しぶりで嬉しかったです。気持ちよかったし、くせになりそうな気がします。これからもよろしくお願いいたします」
水「聞くところによると、昨日の夜からいらしていただいたり、何時間も前から並んでいただいたりとか聞きまして。それに両側のお店とか上や奥のほうからもたくさんのかたに見ていただいて、本当にありがとうございます。
私たちはAQUA5として、これからもいろいろな活動をしていきますので、応援していただければと思います。けれども私たちの本業は舞台人です(拍手)。お正月公演もまもなく始まります。雪組の雪組による雪組のための作品となっております。また皆さまのお力をいただきながら、楽しい時間を過ごしていきたいと思いますので、ぜひとも宝塚大劇場にも足をお運びください。本日は本当にありがとうございました」(文・榊原和子/写真・吉原朱美)
(⇒「AQUA5」スペシャルトーク&ソング イベント後の会見レポートへ続きます)
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投稿者 宝塚プレシャススタッフ 2007/11/29 22:35:11 榊原和子の宝塚初日&イベントレビュー | Permalink | トラックバック (1)
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