プレシャスインタビュー
朝海ひかるさん ― ミュージカル『蜘蛛女のキス』に出演
去年のクリスマス・イブ、朝海ひかるはファンの熱い涙に送られて、宝塚を退団していった。雪組主演男役として、『ベルサイユのばら』のオスカルをはじめたくさんの舞台で主演を務めた人気男役スターの、胸に迫るフィナーレだった。それから約1年、5月の『PRIMARY COLORS』から始まった彼女のステージ活動は、8月の『DANCIN' CRAZY』、9月の武道館イベント『黄金の刻』出演を経て、いよいよ話題のミュージカル『蜘蛛女のキス』開幕へと、快進撃で走り続けている。その朝海ひかるに退団後とこれからの舞台について聞いた。
朝海ひかる
あさみ ひかる。女優。元宝塚歌劇団雪組主演男役。宮城県出身。
91年、宝塚歌劇団に入団。『ベルサイユのばら―オスカル編―』で初舞台。翌年、花組に配属。宙組を経て、02年、雪組トップスターに就任。06年『堕天使の涙/タランテラ!』を最後に退団。
宝塚在団中の主な作品に『エリザベート』(98)、『凱旋門』(00)、『アンナ・カレーニナ』(01)、『Romance de Paris/レ・コラージュ』(03)、『スサノオ/タカラヅカ・グローリー』(04)、『ベルサイユのばら―オスカル編―』(06)など多数。
退団後は『PRIMARY COLORS』で女優活動をスタート。11月2日よりミュージカル『蜘蛛女のキス』に、蜘蛛女/オーロラ役で出演。また東宝ミュージカル『エリザベート』(08、09)にも出演が決まっている。。
(インタビューより。)
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―― まもなく『蜘蛛女のキス』の初日ですね。朝海さんはブロードウェイミュージカルの日本バージョンをご覧になっていたそうですね。
公演を観るより前にまずミュージカル版のCDを聴いていまして、曲がすっかり気に入っていたんです。その舞台ということで楽しみに観に行きましたら、想像以上に素敵で、曲の世界がビジュアルとなって、ワーッと広がってきて圧倒されました。
―― 幻想的で不思議な舞台でしたね。
どこまでが現実でどこまでが幻想かという感覚にさせられました。ストーリーはシビアなんですけどビジュアルはゴージャスで、蜘蛛女/オーロラが麻実れいさんで、大浦みずきさんも出ていらして、先輩のかたたちを観ているだけで嬉しかった覚えがあります(笑)。
今回のために、また映画やDVDをいろいろ観なおしたのですが、本当に素晴らしい作品です。
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ミュージカル『蜘蛛女のキス』
《東京公演》
期間:2007年11月2日(金)~11日(日)
場所:東京芸術劇場 中ホール(⇒劇場のHP)
《大阪公演》
期間:2007年11月16日(金)~18日(日)
場所:梅田芸術劇場 メインホール(⇒劇場のHP)
出演:石井一孝、朝海ひかる、浦井健治、初風諄、藤本隆宏、朝澄けい ほか
原作:マヌエル・プイグ
脚本:テレンス・マクナリー
作詞・作曲:ジョン・カンダー&フレッド・エッブ
演出・訳詞・上演台本:荻田浩一
お問い合わせ:宝塚クリエイティブアーツ 0797-83-6000(10:00~17:00 水休)
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投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2007/11/03 7:00:00 プレシャスインタビュー | Permalink | トラックバック (0)