プレシャスインタビュー
湖月わたるさん ― サンドラは照れくさくなるほど“いい役”
湖月わたる
こづき わたる。女優。元宝塚歌劇団星組男役トップスター。
89年「春の踊り」で初舞台。翌年、星組に配属。宙組、専科を経て2003年、星組男役トップに就任。
宝塚在団中の主な作品に「若き日の唄は忘れじ」(94)、「エリザベート」(96、98)、「夜明けの天使たち」(97)、「風と共に去りぬ」、「フォーチュン・クッキー」〈外部出演〉(02)、「王家に捧ぐ歌」(03)、「花舞う長安」(04)、「長崎しぐれ坂」、「ベルサイユのばら」(05)ほか。06年「愛するには短すぎる」を最後に退団。
退団後は「Damn Yankees(くたばれ!ヤンキース)」(07)で女優活動をスタート。8月には「DANCIN' CRAZY」、10月には「夜叉ヶ池」に出演、好評を得る。
(インタビューより)
――まもなくミュージカル『All Shook Up(オール・シュック・アップ)』が開幕しますね。湖月さんのサンドラはポスターではかなりセクシーな感じですが、中身はお堅い美術館の学芸員だとか。
サンドラは基本的に真面目な女性で、芸術を理解するような男性が好きなんですけど、外見ばかりでなかなか本当の自分を見てもらえなくて。これまでの恋愛でも、外見から求められるものに違和感を感じたり、本当の自分を理解してくれるような人に巡り合ってこなかった。本当は芸術について話したリ、音楽を一緒に聞いたりとか、そういうお付き合いがしたかったのに、なかなかできないままきてしまったんです。
―― そのサンドラの心をつかむのが、花影アリスちゃんが男装しているエドなんですね。
そうなんです。1幕のラストにエドから詩をもらうんですが、その詩を読んでサンドラは急に泣き出してしまう。それをエドが優しく励ましてくれるんです、素敵な言葉で。それに、サンドラはこの小さな町にきてまだ1週間で、ちょっと寂しかったんですね。友だちもいないし、美術館にくる人も誰一人いなくて。
―― なんという町なんでしょう(笑)。
表立っての恋愛が禁止されている町なので、活気がないんです(笑)。そんな状態のなかでエドに優しくされて、一気に気持ちが崩れて、恋に落ちるんです。
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エルビス・プレスリーの名曲で綴る、ブロードウェイ発ラブコメディ・ミュージカル!
《東京公演》
日時:2007年12月8日(土)から21日(金)
場所:青山劇場(⇒劇場のHP)
《大阪公演》
日時:2007年12月27日(木)から30日(日)
場所:シアターBRAVA!(⇒劇場のHP)
脚本:ジョー・ディピエトロ
編曲:スティーヴン・オルムス
出演:坂本昌行 花影アリス 湖月わたる 岡田浩暉 諏訪マリー 尾藤イサオ 他
お問い合わせ:テレドーム 0180-993-218
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投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2007/12/08 7:00:00 プレシャスインタビュー | Permalink | トラックバック (1)
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