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2008年1月29日 (火)

男役の行方~正塚晴彦の全作品

バロンの末裔

バロンの末裔
月組公演
1996年12月~97年1月 宝塚大劇場
主な配役
ローレンス/エドワード(2役)…久世星佳
キャサリン…風花舞
リチャード…真琴つばさ
ヘレン…千紘れいか
ウィリアム…姿月あさと
未沙のえる・真山葉瑠 ほか
 
作曲・編曲:高橋城
振付:上島雪夫
振付:伊賀裕子
装置:大橋泰弘
衣装:任田幾英
照明:勝柴次朗

 1996~97年の月組大劇場作品『バロンの末裔』は、20世紀初めのスコットランドを舞台に、由緒あるボールトン男爵家の双子の兄弟を描く。正塚作品の数々の男役を情感深く演じてきた久世星佳が、兄のローレンスと弟のエドワード2役を替わって退団していった。

 兄弟は同じ1人の女性風花舞のキャサリンを愛している。

 彼女は本当は弟の方が好きだった。しかし兄が家督を相続すると、弟は軍隊に入り、キャサリンは兄と婚約した。

 エドワードが兄ローレンスの病気の便りを受け取り、軍に休暇を願い出て帰郷するところから物語は始まる。兄は病に倒れただけでなく、経済的にも行きづまっていた。婚約者の実家の伯爵家に金銭的な援助をするため、穀物相場に手を出して破産し、先祖伝来の城館と土地を銀行に差し押さえられてしまったのである。

 エドワードとは同じ将校仲間の真琴つばさのリチャードが、後を追ってくる。彼は実業家になりたいという希望を抱いていた。そのための資金を借りるのが目的である。真琴久世の跡をついで、月組のトップになる。

☆        ☆    (後略)  ☆      ☆

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 『男役の行方~正塚晴彦の全作品』はブログ『宝塚プレシャス』でその一部を紹介し、全文はアサヒ・コム プレミアム「ベーシックパック」の『宝塚プレシャス』でお読みいただけます。

正塚晴彦作品リスト
はじめに~宝塚の新しい時代に向かって
暁のロンバルディア―愛が蘇るとき―
イブにスローダンスを
アンダーライン
テンダー・グリーン
パペット―午前0時の人形たち―
WHAT'S THE TITLE…!
BLUFF―復讐のシナリオ―
ロマノフの宝石
銀の狼
メラコリック・ジゴロ―危ない相続人―
ブラック・ジャック 危険な賭け―手塚治虫原作より―
二人だけの戦場
WANTED
LAST DANCE
ハードボイルド エッグ
二人だけが悪(ワル)―男には秘密があった そして女には…―

投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2008/01/29 10:00:00 男役の行方~正塚晴彦の全作品 | | トラックバック (0)

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