プレシャスインタビュー
大和悠河さん ― 轟悠さんと宙組の素敵なめぐりあい
宙組の2作品が専科の轟悠を迎えて、宝塚大劇場で公演中である。芝居は、戦後日本の政界の裏側で奔走した白洲次郎を主人公に描く、石田昌也作・演出の『黎明の風─侍ジェントルマン 白洲次郎の挑戦─』。ショーは酒井澄夫作・演出の『Passion 愛の旅』で、宙組の若さと轟悠のアダルトな雰囲気が、うまくミックスされた濃い内容になっている。その舞台で主演2年目の落ち着きと、さらに華やかさや明るさを増している主演男役の大和悠河に、初日直前にインタビューした。
大和悠河
やまと ゆうが。宝塚歌劇団宙組主演男役。東京都出身。
95年、宝塚歌劇団入団。『国境のない地図』で初舞台。月組配属。
『EL DORADO』(97)で新人公演初主演。『ワン・モア・タイム!』(97)でバウホール初主演。03年、宙組に組替え。07年、宙組主演男役に就任。
詳しいプロフィールは⇒宝塚歌劇団「スターファイル」へ。
(インタビューより)
―― マッカーサーという役は、具体的にどんなふうに出てくるのでしょうか?
マッカーサーの出番は、まず日本との戦争が始まる前、ジーンという奥さんと結婚して、その結婚式から戻ってきたところから始まるんです。そのシーンでのやりとりで、彼が日本に親しみを持っていたこととか、その日本と戦争をすることになってしまった悲しみとか、マッカーサーの気持ちなどがわかるようになっています。そして戦争が終わった日本に、マッカーサーは連合国の総司令官として降り立つんですが、そこから白洲次郎との出会いがあって、というのが物語の流れになっています。
―― マッカーサーといえば、いつもパイプを持っている感じですが、あのシーンなどもありますか?
あります。飛行機のタラップから降りてくるんです。
―― あそこは当時の日本国民にとっては、強烈なインパクトだったと聞いています。アメリカの強さを見せられたというか。
実際にその記録ビデオを見せてもらったのですが、ある意味ではすごくかっこいいかたですね。どこか特別なオーラみたいなものがあると思いました。
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◆宝塚歌劇宙組公演◆
ミュージカル・プレイ
『黎明(れいめい)の風』-侍ジェントルマン 白洲次郎の挑戦-
作・演出/石田昌也
グランド・レビュー
『Passion 愛の旅』
作・演出/酒井澄夫
・宝塚大劇場公演(⇒宝塚歌劇団公演案内へ)
公演期間:2月8日(金)~3月17日(月)
・東京宝塚劇場公演(⇒宝塚歌劇団公演案内へ)
公演期間:4月4日(金)~5月18日(日)
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投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2008/03/08 9:24:00 プレシャスインタビュー | Permalink | トラックバック (0)