中本千晶のヅカ★ナビ!
《中級編》タカラヅカで左脳と右脳を鍛える!
レベル:★★☆(中級編)
分野:脳の科学
対象:日頃、左脳を酷使している仕事中毒の男性・女性
タカラヅカといえば「ベルばら」のような大作をやっているイメージが強いけれど、通常は「お芝居」と「ショー」の二本立てだ。
たとえば、5月東京の宙組公演でいうと、前半がお芝居「黎明の風」、幕間の休憩を挟んで後半が「Passion ~愛の旅~」というレビューである。
宝塚初体験の人と観劇した後で感想を聞くと、「前半の芝居のほうが好き」 という人と「後半のショーのほうが好き」という人に大きく分かれるような気がする。
「芝居」派の人にいわせると、
「芝居はストーリーがあって面白かったけど、ショーは派手な衣装着てただ歌い踊るだけで意味不明で退屈だった」
ってことになる。
逆に「ショー」派は、
「芝居はなんだか難しくてよくわかんなかったけど、後半のショーが始まったら、とにかく華やかで楽しかった!」
などという。
同じタカラヅカといえど、「芝居」と「ショー」では、楽しみ方が180度違う。
人間の脳のうち、左脳は論理的思考や言語能力を、右脳は直感的思考やイメージでとらえる力をつかさどっているといわれるが、いわば、左脳で楽しむのが「芝居」、右脳で楽しむのが「ショー」といえるのではないか。
タカラヅカを初めて観て「芝居」派になる人はどちらかというと左脳を、「ショー」派になる人は右脳を使うのが得意なのだろう。
実際、身近な仕事仲間でいうと、文章を書いたり編集したりする人は「芝居」派が多く、デザインやイラストなどビジュアル系に携わる人は「ショー」派が多い。
ところが、筋金入りのファンは「芝居」でも「ショー」派でもない。両方がないと満足しないのだ。
ご贔屓の組が「エリザベート」や「ベルばら」などの一本立ての大作を上演することになったとき、99%はうれしいのだが、「・・・でも、ショーはないのね」と1%の寂しさを覚えたりする。
(そんなファンのために、「エリザベート」や「ベルばら」でも、芝居が完結した後にストーリーとはまったく関係のない歌や踊りの場面がオマケに付くのがお約束)
これはおそらく、左脳だけが過剰な刺激を受け続けることで、脳のバランスが崩れてしまうことを避けようという自己防衛反応に違いない。
脳科学的にも十分に理由のある反応なのだ、と茂木健一郎先生もいっている・・・かどうかは知らない。
だが、たった3時間の間で左脳と右脳にバランスよく刺激を与えられるという点で、タカラヅカは脳にとってもたいへんよいエンターテインメントであることは間違いない。
男女で比べると、男性は最初「芝居」派になる傾向が強い。
理屈っぽい男性は左脳派だからだろうと思うが、じつは、本来は男性は右脳、女性は左脳のほうが発達しているものらしい。
そういえば、かつて「話を聞かない男、地図が読めない女」という本がベストセラーになったことがありましたよね。
ところが、会社組織というところは圧倒的に左脳の力ばかりを要求するところだ。本来の右脳の力を封印して、懸命に会社組織に同化している男性も多いに違いない。
だから、男性を観劇に誘うと、最初は「芝居」派になるのだろう。
しかし、本来は男性こそショーを楽しめるはずだし、右脳の封印を解くためにも男性こそショーを観るべきだ。
今月の東京宝塚劇場の客席では、ことのほか男性の姿を多く見かける。
これはおそらく「黎明の風」が男性にも入りやすい作品ということで、彼女や奥さんに誘われて観に来ている人が多いからではないかと思う。
だが、この手の男性諸氏ほど、後半の「Passion」のほうに案外ハマってしまうのかも!?
終演後に「パ~ッショ~ン♪ 愛とゆ~め~♪」 などと口ずさみながら浮かれてるダンナをみても、それは決して気がヘンになったわけではなく、単に本来の右脳の力が開花しただけなので、どうぞご心配なく。(中本千晶)
☆ステップアップのための宿題☆
芝居とショーの間の幕間休憩は約30分。宝塚慣れしない初心者は、この間に意識して左脳全開モードから右脳全開モードに頭を切り替える必要があります。難しいのは「ミーアンドマイガール」のような一本立てのお芝居のとき。この場合は芝居が結末を迎えたら一瞬の間に切り替えを行わねばなりません。
投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2008/05/09 11:00:00 中本千晶のヅカ★ナビ! | Permalink | トラックバック (0)





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