男役の行方~正塚晴彦の全作品
追憶のバルセロナ
- 雪組公演
2002年5~7月 宝塚大劇場 - 主な配役
- フランシスコ・アウストリア…絵麻緒ゆう
イサベル…紺野まひる
アントニオ・ヒメネス…成瀬こうき
ロベルト…朝海ひかる
セシリア・オリバレス…白羽ゆり
ジャン・クリストフ…貴城けい
ミゲル…風早優
未来優希、愛耀子、五峰亜季、森央かずみ、音月桂、美郷真也、灯奈美、未沙のえる ほか
- 作曲・編曲:高橋城
- 作曲・編曲:宮原透
- 振付:伊賀裕子
- 振付:平沢智
- 装置:大橋泰弘
- 衣装:任田幾英
- 照明:勝柴次朗
2002年の雪組公演『追憶のバルセロナ』は久しぶりの大劇場作品である。『デパートメント・ストア』からは2年を置くに過ぎないが、これはショーなので、勘定に入れなければ、ドラマとしては『バロンの末裔』以来、実に5年ぶりだった。
大劇場のドラマ作品は伝統に縛られる。ショーを後に置く2本立て公演の前物として、開幕シーンには華やかな総踊りがふさわしい。またその2本立ての割り振りから、上演時間は1時間35分と決められている。このような制約は、ドラマ性よりも、見た目本位のレビュー性を重視する宝塚の伝統からきている。その点が、比較的自由な演出の認められるバウホール、シアター・ドラマシティ作品との違いである。
ついでにいうと、いま宝塚で最も大きな問題は、大劇場のドラマ作品の空洞化である。若い演出家は、演出助手時代に学んだノウハウで、確かにレビューの華やかさを出すことはうまいが、内容となると、個人の才能にまかされているせいか、見ごたえのあるものが少ない。
この作品にはほかにも制約があった。
絵麻緒ゆう・紺野まひるのトップコンビお披露目で、同時に退団公演だったから、それにふさわしい内容にしなければならない。次期トップは2番手男役、朝海ひかるに決まっていた。朝海の同期で、当時専科にいた成瀬こうきが、やはりこの公演で退団する。
☆ ☆ (後略) ☆ ☆
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■正塚晴彦作品リスト
■はじめに~宝塚の新しい時代に向かって
■暁のロンバルディア―愛が蘇るとき―
■イブにスローダンスを
■アンダーライン
■テンダー・グリーン
■パペット―午前0時の人形たち―
■WHAT'S THE TITLE…!
■BLUFF―復讐のシナリオ―
■ロマノフの宝石
■銀の狼
■メランコリック・ジゴロ―危ない相続人―
■ブラック・ジャック 危険な賭け―手塚治虫原作より―
■二人だけの戦場
■WANTED
■LAST DANCE
■ハードボイルド エッグ
■二人だけが悪(ワル)―男には秘密があった そして女には…―
■バロンの末裔
■FAKE LOVE―愛し過ぎず 与えすぎず
■SAY IT AGAIN―「ヴェローナの2紳士」より―
■デパートメント・ストア
■ブエノスアイレスの風―光と影の狭間を吹き抜けてゆく…―
■Crossroad―すれ違うばかりじゃやりきれない―
■Love Insurance(ラブインシュランス)
■Practical Joke(ワルフザケ)―ってことにしといてくれよ―
■カナリア
投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2008/05/13 9:14:10 男役の行方~正塚晴彦の全作品 | Permalink | トラックバック (0)





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