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2008年7月 8日 (火)

榊原和子のSUMIREジャーナル

湖月わたる渾身の舞台「ACHE エイク~疼き~」がスタート

湖月わたる20周年 Anniversary Passionate Play
『ACHE エイク~疼き~』

 湖月わたるの芸能生活20周年を記念した退団後初のコンサート『ACHE エイク~疼き~』が、7月6日から13日までル テアトル銀座で公演中である(大阪は7月18日~20日 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ)。

 共演には湖月の1年後輩で元月組トップ男役だった彩輝なお、そして昨年の『DANCIN' CRAZY』で息のあったダンスシーンを見せた、元星組トップ娘役星奈優里、そしてミュージカル界で活躍中の戸井勝海、ほかにも2人のダンサーが出演、ステージを彩っている。

 宝塚の若手演出家である大野拓史が脚本・演出を手がけ、プラトンの「饗宴」をもとに、時空を超えて失われた「半身」を求め彷徨う魂の物語を、歌とダンスによってドラマティックに表現している。

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 この公演の初日に先駆けて行われた6月18日のトークショーで、湖月わたる自らが作詞、玉麻尚一が作曲した主題歌『ACHE』を披露、終演後には記念すべき公演にかける思いを取材陣に語った。

 「“エイク”つまり“疼き”という言葉をタイトルにしたのは、人生は疼きの連続だと思うから。それを受け止めて次に行く、ふとした瞬間にまたそれが疼く、また乗り越えて次へ行く。それが“人間が生きる”ということだし、そういう意味で疼きは宝物だと思います。
 これまでの人生で私もたくさんの疼きを感じてきました。それを歌うことで、みんなに1人ではないんだよと言いたい」

 また、宝塚を卒業して、芸能界で2年目を迎える今の心境を、主題歌に託してこんなふうに語った。

 「“キャンドルが鎧をとかし、裸の私をうつし出す”という歌詞があるのですが、宝塚時代に男役としての自分が作り上げてきた鎧を取り払って、“素”の私をもっと表現していこうという思いもあります。
 退団後は、あえてこの方向ということを決めずにここまで来ましたが、1つ1つの出会いが自分の行く道を照らしてくれたと思いますし、そこに一筋でも光があれば全力でそこへ向かって踏み出していく。そういう生き方はこれからも変わらないと思っています」

 そんな言葉通り、幕を開けた舞台では相手役たちによって湖月わたるのいろいろな面が現れる。彩輝なおとは妖しいダンス、星奈優里とはドラマ仕立てで踊り、戸井勝海とのシーンでは女性性も感じさせる、というように、「半身」を求める湖月わたるのさまざまな姿をダンスと歌で表現していく。宝塚へのノスタルジア、プラトンの幻惑的な世界、そして新しい未来への挑戦が散りばめられた、20年という節目ならではの湖月わたる渾身の舞台だ。(文・榊原和子)

ACHE エイク
~疼き~

《東京公演》
期間:
2008年7月6日(日)から13日(日)
場所: ル テアトル銀座 by PARCO( ⇒劇場のHP

《大阪公演》
期間:
2008年7月18日(金)から20日(日)
場所: 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ( ⇒劇場のHP

出演: 湖月わたる、戸井勝海、星奈優里、坂本まさる、附田政信、彩輝なお(友情出演)
作・演出: 大野拓史(宝塚歌劇団)
演出・振付: 前田清実
音楽: 玉麻尚一、長谷川雅大
振付: 御織ゆみ乃

お問い合わせ: 梅田芸術劇場 TEL:06-6377-3888
           http://www.umegei.com/

投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ  2008/07/08 12:01:41 榊原和子のSUMIREジャーナル | | トラックバック (0)

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