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2008年7月 8日 (火)

男役の行方~正塚晴彦の全作品

スカウト

スカウト
花組公演
2006年3~4月 宝塚バウホール
主な配役
ショーン・フィンリー…蘭寿とむ
サーシャ…華城季帆
サム…愛音羽麗
ロイ…高翔みず希
ジェシカ…野々すみ花
フランク…悠真倫
アズ…未涼亜希
ラルゥ…桜一花 ほか
 
作曲・編曲:高橋城
作曲・編曲:玉麻尚一
作曲・編曲:青木朝子
振付:伊賀裕子
振付:平沢智
装置:大橋泰弘
衣装:任田幾英
照明:水谷信雄

 2006年のバウホール花組公演『スカウト』は、奇怪な者たちが跳梁するファンタジーである。この者たちは悪鬼とも悪魔とも4次元の生き物とも呼ばれ、人が心の平静を失うと、そこにつけこんで死へ誘う。

 悪鬼たちは、標的を見つけるとしつこく攻撃をしかけるが、直接手を下すことはできない。相手が自殺したり、事故に巻き込まれたり、あるいは他人を殺すのを、あの手この手を使って、じっと待っている。東京・秋葉原で去る6月8日に起きた無差別殺傷事件を考えると、背筋が寒くなる。

     ☆       ☆        ☆

 主演蘭寿とむのショーン・フィンリーは、ナイトクラブの振付スタッフ兼ダンサーである。蘭寿の持つ陰影の濃さがアーティストによく似合っていた。オープニングで、彼は新しく振り付けたショー作品のリハーサルを行っている。任田幾英衣装による黒装の男役・娘役のダンサーたちが、闇の世界を表現するようなダンスを繰り広げ、そこに1人だけ白い衣装の女性ダンサー、華城季帆のサーシャが加わる。彼女はダンスの展開の中で、迫害されているように見える。

 リハーサルが終わると、クラブの経営者、高翔みず希のロイが、もっと大衆向けの作品に手直しをするように、注文をつける。ショーンはギャラのために承知するが、内心面白くない。

 その帰り道、彼は自分の名前を呼ぶ声を聞いて、ふらふらと声の方へ行きかけ、自動車にはねられる。そのまま病院に運び込まれて、3カ月間昏睡状態を続けた。

    ☆        ☆    (後略)  ☆      ☆

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 『男役の行方~正塚晴彦の全作品』はブログ『宝塚プレシャス』でその一部を紹介し、全文はアサヒ・コム プレミアム「ベーシックパック」の『宝塚プレシャス』でお読みいただけます。

正塚晴彦作品リスト
はじめに~宝塚の新しい時代に向かって
暁のロンバルディア―愛が蘇るとき―
イブにスローダンスを
アンダーライン
テンダー・グリーン
パペット―午前0時の人形たち―
WHAT'S THE TITLE…!
BLUFF―復讐のシナリオ―
ロマノフの宝石
銀の狼
メラコリック・ジゴロ―危ない相続人―
ブラック・ジャック 危険な賭け―手塚治虫原作より―
二人だけの戦場
WANTED
LAST DANCE
ハードボイルド エッグ
二人だけが悪(ワル)―男には秘密があった そして女には…―
バロンの末裔
FAKE LOVE―愛し過ぎず 与えすぎず
SAY IT AGAIN―「ヴェローナの2紳士」より―
デパートメント・ストア
ブエノスアイレスの風―光と影の狭間を吹き抜けてゆく…―
Crossroad―すれ違うばかりじゃやりきれない―
Love Insurance(ラブインシュランス)
Practical Joke(ワルフザケ)―ってことにしといてくれよ―
カナリア
追憶のバルセロナ
Romance de Paris
BOXMAN ― 俺に破れない金庫などない ―
BourbonStreet Blues

投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2008/07/08 10:01:30 男役の行方~正塚晴彦の全作品 | | トラックバック (0)

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