男役の行方~正塚晴彦の全作品
スカウト
- 花組公演
2006年3~4月 宝塚バウホール - 主な配役
- ショーン・フィンリー…蘭寿とむ
サーシャ…華城季帆
サム…愛音羽麗
ロイ…高翔みず希
ジェシカ…野々すみ花
フランク…悠真倫
アズ…未涼亜希
ラルゥ…桜一花 ほか
- 作曲・編曲:高橋城
- 作曲・編曲:玉麻尚一
- 作曲・編曲:青木朝子
- 振付:伊賀裕子
- 振付:平沢智
- 装置:大橋泰弘
- 衣装:任田幾英
- 照明:水谷信雄
2006年のバウホール花組公演『スカウト』は、奇怪な者たちが跳梁するファンタジーである。この者たちは悪鬼とも悪魔とも4次元の生き物とも呼ばれ、人が心の平静を失うと、そこにつけこんで死へ誘う。
悪鬼たちは、標的を見つけるとしつこく攻撃をしかけるが、直接手を下すことはできない。相手が自殺したり、事故に巻き込まれたり、あるいは他人を殺すのを、あの手この手を使って、じっと待っている。東京・秋葉原で去る6月8日に起きた無差別殺傷事件を考えると、背筋が寒くなる。
☆ ☆ ☆
主演蘭寿とむのショーン・フィンリーは、ナイトクラブの振付スタッフ兼ダンサーである。蘭寿の持つ陰影の濃さがアーティストによく似合っていた。オープニングで、彼は新しく振り付けたショー作品のリハーサルを行っている。任田幾英衣装による黒装の男役・娘役のダンサーたちが、闇の世界を表現するようなダンスを繰り広げ、そこに1人だけ白い衣装の女性ダンサー、華城季帆のサーシャが加わる。彼女はダンスの展開の中で、迫害されているように見える。
リハーサルが終わると、クラブの経営者、高翔みず希のロイが、もっと大衆向けの作品に手直しをするように、注文をつける。ショーンはギャラのために承知するが、内心面白くない。
その帰り道、彼は自分の名前を呼ぶ声を聞いて、ふらふらと声の方へ行きかけ、自動車にはねられる。そのまま病院に運び込まれて、3カ月間昏睡状態を続けた。
☆ ☆ (後略) ☆ ☆
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■正塚晴彦作品リスト
■はじめに~宝塚の新しい時代に向かって
■暁のロンバルディア―愛が蘇るとき―
■イブにスローダンスを
■アンダーライン
■テンダー・グリーン
■パペット―午前0時の人形たち―
■WHAT'S THE TITLE…!
■BLUFF―復讐のシナリオ―
■ロマノフの宝石
■銀の狼
■メランコリック・ジゴロ―危ない相続人―
■ブラック・ジャック 危険な賭け―手塚治虫原作より―
■二人だけの戦場
■WANTED
■LAST DANCE
■ハードボイルド エッグ
■二人だけが悪(ワル)―男には秘密があった そして女には…―
■バロンの末裔
■FAKE LOVE―愛し過ぎず 与えすぎず
■SAY IT AGAIN―「ヴェローナの2紳士」より―
■デパートメント・ストア
■ブエノスアイレスの風―光と影の狭間を吹き抜けてゆく…―
■Crossroad―すれ違うばかりじゃやりきれない―
■Love Insurance(ラブインシュランス)
■Practical Joke(ワルフザケ)―ってことにしといてくれよ―
■カナリア
■追憶のバルセロナ
■Romance de Paris
■BOXMAN ― 俺に破れない金庫などない ―
■BourbonStreet Blues
投稿者 ベルばらKidsぷらざスタッフ 2008/07/08 10:01:30 男役の行方~正塚晴彦の全作品 | Permalink | トラックバック (0)





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